身体のだいじなところで働く「カルシウム」!

2020年04月03日

あるカルシウムに関するアンケート調査の結果です。

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多くの人がカルシウムの重要性と、その不足については感じているようです。でも、本当に理解できているかは疑問です?
「やや不足」、「完全に不足」と答えた人が全体の中で67%。しかも女性の場合、その割合は8割ちかく。

女性は男性に比べて骨量が少ない上に、(閉経後)骨の成長を助けるホルモンの量が急速に低下するため骨粗しょう症になりやすいのです。だから、なおさら関心が高いんですね。実際、骨粗しょう症患者の8割は女性が占めています。

でも、男性も70歳を過ぎると骨粗しょう症は急増します。
日本人で骨粗しょう症を発症しているのは約1,280万人といわれますので、約300万人が男性の骨粗しょう症と考えられています

こうした骨粗しょう症の問題からカルシウムというと、骨をつくる栄養素と思われがちです。ところが、もっと大切な役割があります。

それは“生命活動の全般”に関わっているということです。
心臓や筋肉を動かしたり、脳神経を働かせたり、体内のアルカリ性を保ったり、また免疫を働かせたり、受精の引き金になったりと、ひじょうに多彩です。

カルシウムの体内での働き.jpg

骨は“カルシウムの貯蔵庫”の役割も!
このようにカルシウムは極めて重要な栄養素なので、不足の際には補給する仕組みが体にあります。カルシウムは骨を形成するための大切な成分に間違いはありませんが、むしろ「カルシウムの貯蔵庫」としての役割が重要です

成人の体内には約1kg(1,000g)のカルシウムが存在します。そのうちの99%は骨の中に蓄えられています。残りのわずか1%が細胞や血液の中に一定の濃度で存在し、重要な生命活動に関わっているのです。

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その重要さというのは、直ちに生命に関わるほどのものです。
例えば、もしカルシウムがなければ心臓も脳も筋肉も動きません。
そこで、不足したときには「骨からカルシウムを溶かし出して補給する」ような仕組みになっているのです

これが、まさに“骨粗しょう症”の原因になります。

実際、1日の平均摂取量は男性で520mg、女性で490mgであり、1日80r〜110r不足していることになります。(日本人の栄養摂取量より)

「この程度の不足だったらたいしたことはない」と考えたら大変なことになります!

1日80mg不足でも・・・
1ヶ月では80mg×30日=2,400mg
1年では80r×365日=29,200r。
それが10年も続くと、何とマイナス300g。
(対して、骨にある全カルシウム量は1000g)。

つまり、3割もの“骨量”が失われてしまい「骨粗しょう症と診断される!」ことになるのです

骨粗しょう症の診断基準.jpg

こうした仕組みで体内に貯蔵している栄養素はカルシウムをおいて他にありません。
いかにカルシウムが私たちの体にとって重要な栄養素であるかということです。

カルシウムを食品で摂ることは、なかなか難しいとされます。
カルシウムは、サプリメントで補給するのが有効な栄養素です。

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posted by shinto at 11:19 | 日本人のカルシウム不足

簡単に、栄養バランスをよくする方法

2020年04月02日

今、食事の栄養バランスに不安をもっている方が多いと思います。

お子さんがいる方は、毎日毎食「子供のご飯どうしよう?!」と考えるし、自分の食事もまた同じで、いつも同じモノを食べているわけにもいかず、かといって栄養を考えて手間暇かけることも中々できません。

スーパーでもよく売れるのは、インスタント食品や冷凍食品、パスタなどの乾物とパスタソースだそうです。

でもそういった食事ばかりでは、当然栄養が偏ってしまいますよね。保存食といわれるこうした食品には、食品添加物も多いですし、栄養素としてはどうしても炭水化物が多くなる傾向にあります。

簡単に済ませる食事で不足しがちなのは、ビタミンやミネラルです。こうした栄養は「おかず」を食べることで摂取できるのです。

昔から日本食では、「ご飯とおかず」が定番でした。そのおかげで栄養バランス良く食べられていたということもあると思います。

でも食事事情や、女性の働き方も現代では昔と変わってきています。食事の支度にゆっくりと時間をかけているゆとりもなくなっているのが実状です。

そんな今の時代でも、やはり健康は大事ですし、健康のためには「まず食事!」なのです。さらにその中味の栄養が重要となっています。

時短でしかも栄養が確実にとれる、という意味でサプリメントの利用は欠かせなくなっていると思います。



posted by shinto at 11:20 | 栄養補給にはプロテイン!

免疫力は急には高められない

2020年03月12日

自分は免疫力が弱いんじゃないか、と普段から思っているひとは、インフルエンザなどウィルスが巷に蔓延してきたとき、恐くてびくびくするようですね。

でも免疫力は、そのとき急に強くしようとしても無理なんです。免疫力を高める薬なんていうのもありません。

かりにウィルスが体内に侵入してしまった場合、それに対抗するのはもともと誰の体にも備わっている「抗原抗体反応」というもの。マクロファージなどの白血球やリンパ球といった免疫細胞が、ウィルスという敵に対して攻撃をし退治しようとします。

その反応性の良さ、敵を撃退するパワーがいわば「免疫力の強さ」となるのです。

免疫力を強くしておくためには、ともかく普段から健康でいること。血液数値が悪く、薬を飲んでいる状態というのは、免疫反応が正常に働かないため、ウィルスにもかかりやすく重症化しやすいのです。

やはり、いざというときにものをいうのは、日頃の健康ですね。



posted by shinto at 10:32 | 免疫力

若いひとでも高血圧?!

2020年02月22日

今や日本人の高血圧患者は、約3人に1人。
だいたい4000万人いるといわれています。

高齢者だけでなく、30代40代でも血圧の高い人はめずらしくありません。それは、生活習慣と密接な関係があるからなんですね。

高血圧の恐いところは、動脈硬化を引き起こすこと。これによって、血管が弾力性をうしない破裂しやすくなったり、血管の内腔(血液がとおる太さ)が狭くなったりしてしまうのです。

よく、古くなったゴムホースにたとえられますが、動脈硬化が進むと血管がぼろぼろになり破れやすく、「脳卒中」や「心筋梗塞」などの恐ろしい病気を招くことになります。

では、高血圧になってしまう原因はなんでしょう?

高血圧には「二次性高血圧」と「本態性高血圧」があります。
高血圧患者の10人に1人が二次性高血圧で、これは腎臓や副腎の病気がもとで起きるものです。

問題は残り9割の本態性高血圧です。原因を特定することができなくて、多くは塩分の摂りすぎや肥満といった生活習慣、あるいは遺伝的要素などがあります。
普通、高血圧といえばこの「本態性高血圧」をさすといってもいいでしょう。

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生活習慣がおもな原因ということは、病気といっても予防可能であるし、いまそうなっていても生活習慣を改善していけば、治せる可能性があるということです。

病院に行き降圧剤を処方してもらえばいい、というのは根本的な解決策とはなりません。生活習慣を変える自身の努力なしに、そのままずっと薬を飲んでいて「飲まなくてよくなる日がくる」ということはあり得ませんね。

自分の健康は自分でつくることができます。

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posted by shinto at 11:46 | 生活習慣病の予防

脳に欠かせない栄養「EPA・DHA」

2018年10月16日

EPA・DHAといったオメガ3脂肪酸は、血液・血管によい影響をおよぼし、動脈硬化を予防したり、高脂血症や糖尿病にたいし有効だということは知られていますが、「脳」にたいしても重要な栄養素であることはあまり知られていません。

脳は体の中でもっとも活発な部分であり、カロリーをたくさん消費します。普通わたしたちは、目に見える体の動き(動作)によってカロリーを消費しているイメージをもちますが、脳はからだに命令を与える司令塔であるだけにカロリーや栄養素を必要とします。

脳が正しく機能するためには、総摂取カロリーのなんと20%を必要とするといわれています。1日に2000kcalを食事によって摂っているとすれば、その20%である400kcalは脳が消費しているということになります。

また、カロリーと言っても、脳が必要とするのはエネルギー(炭水化物、糖質がつくりだす熱量)だけではありません。健康な認知機能のためには、脂肪酸、ビタミン、ミネラルが重要な役割を果たします。オメガ3脂肪酸のひとつであるEPAは、赤血球に柔軟性をもたせて血流をよくすることが知られています。このことは、脳への血流も良好にすることを意味しており、体積が小さいわりに多くのエネルギーや栄養素を必要とする脳にとっては、ひじょうに大事なことです。

「脳とオメガ3脂肪酸」の関係について詳しく


オメガ3脂肪酸は、体内のすべての細胞膜に存在し、脳を構成する「主要な脂肪」である。
これはヒトの脳の進化をみればよくわかる。
ヒトがまだ文字をもたない先史時代、初めて海産物を食糧として取り入れるようになったときに、人類は大きな脳をもつようになったという。
※EPA・DHAは魚・貝などの海産物にのみ特異的に含まれている脂肪酸

EPA(エイコサペンタエン酸)の分子、DHA(ドコサヘキサエン酸)の分子のかたちは、不飽和結合によって大きく湾曲した形となっており、細胞膜内を柔軟性をもってうごくことができる。

そのため、細胞膜を通過する際、流れが良く動くことが可能となり、脳細胞の内外の情報伝達をスムーズにすることに役立つ。

脳細胞を通過するEPA・DHA分子の流れは、認知機能や通常の脳の活動にとって、極めて重要である。EPA・DHAは脳細胞およびその複雑な神経系ネットワークの維持に重要な役割を担っている。

また研究においては、EPA・DHAには抗炎症作用もみとめられ、老化した脳をなんらかのかたちでサポートしていることも示唆されている。

以上 引用は「NUTRI-FACTS」

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posted by shinto at 10:47 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

サラダ油(リノール酸)摂りすぎに警鐘!

2018年10月05日

家庭で最も使用されている油はサラダ油ではないでしょうか。
大手メーカーが開発し、その後一気に普及し、他の油と比較して安価なこともあって、瞬く間に日本の家庭の主役となりました。
そんなサラダ油ですが、安価である要因のひとつに、リノール酸の配合量が多いことがあげられます。原料の多くは大豆油か綿実油です。

本来、必須脂肪酸であるn-6系とn-3系(オメガ3)の摂取量は1:1〜4:1というようにバランスが重要です。ところが、n-6系のリノール酸は体に良いという宣伝もきいて、あまりにも過剰に摂取されるようになってしまいました。

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日本人のリノール酸摂取量は、この40年間で2.5倍になり、摂取した脂肪酸中のリノール酸割合が25%にもなっているのです。これは世界一高いパーセントです。
サラダ油のみならずマーガリン、ドレッシング、マヨネーズ、スナック菓子などを食べるようになり、その摂取量は1日13〜15gにもなっています。

日本脂質栄養学会が「リノール酸の摂りすぎが健康に悪影響を与えている」と警鐘!

日本脂質栄養学会は、こうしたリノール酸の過剰摂取が健康を害していると指摘しています。
喘息やアトピー性皮膚炎を含むアレルギー性疾患の原因にもなっているようです。
 
リノール酸は体内に吸収されると、
リノール酸→γ‐リノレン酸→アラキドン酸
というように変化します。

このアラキドン酸は、ロイコトリエン、トロンボキサン、プロスタグランディンなどの炎症やアレルギー反応を起こす物質が作られる元になります。このため、アレルギー性疾患以外にも、動脈硬化による心筋梗塞や脳卒中を増やしてしまうことが考えられるのです。

リノール酸(サラダ油)を使い過ぎない方策としては、調理にサラダ油の代わりに「ごま油」「オリーブオイル」を使うようにするのも良い方法です。
また、炒め物にも使用量を控えめにする。お肉を炒めるときはお肉が元々もっている脂肪をうまく活かして調理するなどするとよいでしょう(油をひかずにお肉の脂肪で調理できる便利な鍋もあります)。

食用の油には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸、さらに不飽和脂肪酸の中には「一価不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸」がありますし、またさらに多価不飽和脂肪酸の中に、この「リノール酸」とEPA・DHAに代表されるオメガ3脂肪酸があります。

日常的に使う油は、つい安価な油、使い易い油ばかり使ってしまうものです。ところが、健康の為を考えると、もっと厳密に油を使い分けなければならないのです。
油は食品ではありますが、種類によって摂取バランスがあり、それが健康を守るうえでかなめとなります。

摂りすぎると高脂血症や動脈硬化のリスクを高める「飽和脂肪酸」もありますし、今回説明したように、摂りすぎるとアレルギー症状や炎症性の病気を引き起こすという「リノール酸」。また血液や血管によい影響を与えてくれるため積極的に摂取が薦められるオメガ3脂肪酸(代表的なものが魚のオイル、EPA・DHA)。

油の種類によって、健康に対して働きが大きく異なってくるのです。3大栄養素にも入っていて、毎日必要不可欠な油ですが、健康を左右するだけに、考えて摂らないといけないですね。

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posted by shinto at 15:31 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

サラサラにしてくれるのは「EPA」で、「DHA」ではない

2018年10月02日

EPAとDHA。本当のサラサラの話 
(ニッスイwebサイトより)

DHAはEPAの代わりになるものなのでしょうか?

EPAの、血液をいわゆる「血液サラサラ」と言われるような健康な状態にする、という働きについていえば、DHAはその働きを完全にカバーするものにはならないと考えられています。

実際、血液の粘度、いわゆる血液サラサラに重要な赤血球の柔らかさに関して比較したヒトの試験では、EPAを摂取した時はEPAが赤血球の膜に取り込まれて赤血
球自身が柔らかくなり、血液粘度も低下する(サラサラになる)ことが確認されています。

それに対し、DHAを摂取した時はEPAよりも赤血球膜に取り込まれにくく、赤血球の柔らかさと血液粘度のいずれも改善が認めらなかったことが報告されています。
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サラサラ効果は、おもにEPAのはたらきによるものなのですよね。
EPA・DHAサプリを選ぶときのポイントとして、EPAの含有量が多いことが大事です。
また、EPA・DHAの効果を得るには、エビデンス量として1日1000mgを目標にする必要があります。厚生労働省の推奨値が『EPA・DHAを1日1000mg』となっているのもそうした裏付けがあってこそです。

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1日6粒で、EPA・DHA1000mgが摂取できるようになっています。


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posted by shinto at 16:02 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

「飽和」「不飽和」おなじ食用油でまったく違う性質

2018年09月25日

「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の性質はまったくといっていいほど違います。

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飽和脂肪酸は常温で固まるのが特徴。バター、ラード、牛脂、肉の脂身に含まれる動物性脂肪といわれる脂質です。脂肪酸の種類では「ステアリン酸」「パルミチン酸」がおもなもの。
この飽和脂肪酸は、摂りすぎると体内の中性脂肪やコレステロールを増加させてしまい、高脂血症や動脈硬化をまねく危険があるといわれているので注意が必要です。

一方の不飽和脂肪酸は、オリーブ油、ごま油、なたね油、紅花油などの植物油や、アジ、イワシ、サンマなどに含まれる魚油などに多く含まれている脂質。常温では液体の油です。不飽和脂肪酸は血液中の中性脂肪やコレステロール値を調節する働きがあります。

posted by shinto at 15:26 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

【食事】脂質の理想的な「摂取比率」

2018年09月19日

ふだん食べている『脂質』について、考えたことはありますか? おそらくあまり無いのではないでしょうか。

豚肉の脂身に含まれるのは「動物性脂肪(飽和脂肪酸)」。サラダにかけて生でとるのはオリーブオイル(オレイン酸:一価不飽和脂肪酸)。今話題のサラサラ成分EPA・DHAはオメガ3脂肪酸(多価不飽和脂肪酸)。

それぞれ食べたときに、体内での働きが異なります。動物性脂肪(不飽和脂肪酸)は、健康に悪いイメージをもっていると思いますが、これがないと細胞膜がつくれなくなります。摂りすぎには注意すべきだけれど体には適量必要です。

オリーブオイルは植物からとった油で、健康に良いイメージがありますが、体内で合成することができるためそう熱心にとることはありません。だから必須脂肪酸ではないのです(摂取が必須ではない、の意味)。

サラダオイルも植物性でどちらかといえば健康に良いイメージがあると思います。この油はリノール酸の比率が高いのですが、今リノール酸摂りすぎによる健康への悪影響がいわれています。炒め油、揚げ油など調理で頻繁に使用すると、どうしても使用量が多くなってしまうんですね。リノール酸を摂りすぎると、アレルギー体質やアトピー体質をつくるということが医学的にも指摘されています。

◆ 脂質は一日の摂取カロリーのうち25〜30%とすべき(米国心臓協会)

アメリカの例ですが、「心臓病とたたかうための健康的な食事」のなかで

脂質は一日の摂取カロリーの25%から30%とすべきであり、その大部分は一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸にせよ!

と勧告しています。さらに、具体的につぎのようにもいっています。
・飽和脂肪酸の摂取量をおさえるため、脂肪の少ないものを選び、皮は取り除く
・乳製品は低脂肪のものを選ぶ
・少なくとも「週2回は魚を食べる」。魚の油は多価不飽和脂肪酸のオメガ3を含み、心臓疾患のリスクを低下させることがわかっている。

◆ ではどの油をどのくらい摂ったらいいのか? 計算してみました。

かりに一日の摂取カロリーが2000kcalの人がいたとすると、その25%が脂質となれば脂質は500kcalとなります。脂質1gは9kcalなので「500kcalは脂質55g」ということです。

それを『望ましい脂質の摂取比率』にあてはめていきます。
飽和脂肪酸 16g
一価不飽和脂肪酸 22g
多価不飽和脂肪酸 16g


さらに、多価不飽和脂肪酸にはリノール酸(オメガ6)とEPA・DHA(オメガ3)があり、理想的なバランスは
オメガ6:オメガ3=4:1 といわれているので
16gをその比率で分配する。リノール酸12g、オメガ3脂肪酸3gという数字になります。

脂肪○gと言われても、実際の食べ物ではどんなふうに含まれているのが想像がつかないと思います。
鶏もも肉80g 脂質12g(このうち40%の4.8gがだいたい不飽和脂肪酸)
オリーブオイル大さじ1杯 脂質9g(このうち75%の6.7gがオレイン酸:一価不飽和脂肪酸)
サンマ1匹 脂質11g(このうち30%の3gがオメガ3脂肪酸)


料理には、上記の油があわさって複合的にはいっています。
「ハンバーグステーキ」では?

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赤丸で囲んだ部分「脂質30.3g」となっていますが、この脂質量は牛挽肉の脂肪分、炒めるのに使った油、フライドポテトの揚げ油、人参のキャセロールのバター、などの合計かと思います。

それにしても、米国心臓協会の脂質摂取目標値55gと比較すれば、55gなんてすぐ摂ってしまいそうな量なんです。このハンバーグメニューを見てもわかりますね。


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posted by shinto at 14:52 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

今年がんと診断された患者数横ばいだが、大腸がん目だって増加!

2018年09月18日

国立がん研究センターの発表によると
2018年ことし新たにがんと診断された人(今年内予想もふくめ)は、101万人という予測を発表。数字だけみると数は横ばいだが、内容に注目すると、示唆がふくまれている。( 2018/09/15 読売新聞 )

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これまで日本人のがんには部位としては「胃がん」が多かったのだが、近年「大腸がん」が目だって増加してきており、今年も前年にくらべ2600人増えているという。

胃がんが減ってきている原因のひとつに、ピロリ菌感染率が下がっていることがある。

大腸がんが増えてきている原因は、複数あるかと思うがまずは食事の欧米化が筆頭にあげられる。肉食が増え、野菜の摂取量が少ない。主食もパン、麺類が多くなれば、食物線維の多い米飯は少なくなる傾向になるだろう。

働く女性が多く、調理に時間をかけられないため、手間がかかる野菜料理は減り、お総菜を利用した「中食」やレンジですぐ食べられるようなおかずが食卓に多くのるようになっているのではないかと想像できます。

外食も増えているかと思います。なぜ外食が、大腸がん増加と関係があると考えられるかというと、
外食は、
・肉が多い(安い部位は脂肪も多い)
・ご飯が多い
・野菜が少ない
・塩分、脂肪分が多い
・添加物の使用量も(たぶん)多い

外食の内容は、肥満につながる要素がひじょうに多くなっています。肥満は大腸がんリスクを高めることがわかっています。

また、現代生活では「日常的なストレス」も多く、そのことが便秘を引き起こしたり、がんが出来やすい体内環境をつくったりしていると考えられます。

そして、デスクワークが多く座りっぱなし生活であること。冷房の中に長時間いることが多く慢性的な「冷え」であることなども、大腸がんリスクを高めると考えられます。


がん
posted by shinto at 10:57 | がん