白内障の原因!水銀がもっとも蓄積するのは目
2013年05月07日
「視的! 健康論〜眼科医坪田一男のアンチエイジング生活〜」からのお話です。

先日、眼抗加齢医学研究会が開催されました。眼抗加齢医学研究会は、目のアンチエイジングを科学する会。僕は“実践! アンチエイジング医学”という講演をしました。
自分が科学に基づいて実践しているアンチエイジングを解説したのですが、中でも好評だったのが
「どうやって体から水銀を出すか」
というお話。
老化の理論で、「体がサビると老化する」というのが活性酸素仮説。酸化を防ぐ力を高めるために、野菜や果物をたくさん食べてビタミン類などの抗酸化物質をたくさんとることはとても大事です。
一方で、水銀や鉛などの有害重金属を体から排出するのも大事です。僕は肉を食べない魚派なのでどうしても水銀が蓄積する。
この現実、知っていますか?
大型回遊魚で食物連鎖のうしろに位置する魚は汚染濃度が高い。もちろん食物連鎖の最後尾にいる人間はもっと高い。
僕なんか毛髪検査してみたら、なんと水銀が15ppmもあった。14ppm以下が望ましいとされるひとつの目安なので、びっくりしました。
それからは、なるべく小魚を食べるようにした。お寿司やさんで「なにか嫌いなものありますか?」と聞かれたら、「マグロ、トロはちょっと苦手です」なんて答える。本当は大好きで、以前はトロばっかり食べていた。アンチエイジングもつらい。

そして最近、
水銀がもっとも蓄積するのは目の中の水晶体であることがわかったのです。
つまり、水晶体の水銀を排出すると白内障などの予防になる。
重金属汚染を排出する方法として、アンチエイジングでは「※キレーション」が注目されています。キレーションとは、排出したい重金属とくっつく性質のある薬剤を点滴などで取り入れて体外に排出しようとする治療です。※「キレーション」と「キレート」は同意語です。

僕もこれをしばらく続けて、少し水銀濃度が下がってきた。しかし、点滴で治療をするのはとても大変。時間もかかるし、副作用に注意するなどの問題もあります。
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アトピー性角結膜炎から白内障、網膜裂孔へのリスク
2013年02月06日
歯の定期健診を受けているかたは多くいらっしゃるとは思いますが、同じように「眼」の定期健診をしている方は少ないかと思います。
弊社代表がたまたま眼科を受診したら、網膜裂孔(ひどくなると網膜剥離の危険があります)がみつかり、はやめにレーザー治療して網膜剥離の危険を回避できた、ということに遭遇しました。
わたしも10年前にレーシック手術(近視手術)を受けていることもあり眼は強い方ではありません。半年に一回くらいの頻度で散瞳検査を受け、眼についても予防を心がけています。歯のケアとともに、眼のケアも必要だと思っています。歯も眼も悪くしてからでは取り返しがつかないし、生活の質QOLに大きく関わるからです。
弊社代表がたまたま眼科を受診したら、網膜裂孔(ひどくなると網膜剥離の危険があります)がみつかり、はやめにレーザー治療して網膜剥離の危険を回避できた、ということに遭遇しました。
わたしも10年前にレーシック手術(近視手術)を受けていることもあり眼は強い方ではありません。半年に一回くらいの頻度で散瞳検査を受け、眼についても予防を心がけています。歯のケアとともに、眼のケアも必要だと思っています。歯も眼も悪くしてからでは取り返しがつかないし、生活の質QOLに大きく関わるからです。