ビタミンCに天然も合成もない!?

2013年06月17日

「似て非なるもの 天然と合成のビタミンC」。“天然”を売り物にしている某健康食品会社の宣伝文句です。
まずは結論から申し上げると、ビタミンCには「天然」も「合成」もありません。体内に吸収するときはすべて「アスコルビン酸」になります。

似て非なる物゜もの天然と合成.jpg

さらに、この会社の情報誌の中では「え? ビタミンCが石油からできるの!?」と題して、「化学的に合成されたアスコルビン酸は、ソルビトールなどの合成アルコールから製造されています」と書き、合成のビタミンCがいかに悪いか、そして、この会社で販売されている天然のビタミンCがいかに優れているかを、とくとくと説得しています。

よくもまあ、ここまでウソが書けるもんだと感心!
ソルビトールとは、そもそもバラ科のナナカマド(七竈)の赤い実から発見された天然物質で、フランス語の“ナナカマド=ソルブス”から命名されたものなんです。ナナカマド意外にも、リンゴや梨、プラムなどの果実類に含まれています。

ビタミンCの合成においては、トウモロコシなどのデンプンからソルビトールを抽出し、それを発酵させてL型アスコルビン酸、つまりビタンミンCを合成するのです。“L型”は発酵(酢酸菌を利用、ただし「光学異性体」上)を意味しています。

つまり、某健康食品会社が言うように「いったい、どこが石油からできているのか?」

しかも、この健康食品会社の天然と称するビタミンCの含有量は1日50mg。
何度も言いますが、ビタミンCは、合成も天然もアスコルビン酸のかたちで体に吸収されるんですね。そして、働きもまったく同じで、その違いはない。
となれば、栄養所要量の1日100mgにも満たないビタミンC量で、けっこうな高い値段をつけて売られているので、この程度だったら、それこそ天然のみかんやレモンをそのまま食べた方がマシではないでしょうか。

ちなみにビタミンEに関しては、αトコフェロールのかたちで天然性が良いとされます。合成のビタミンEは活性度合いが低く、天然性の60%が有効とされています(“そら製品”では、すべて天然性のビタミンEを採用しています)。

■ビタミンCの歴史

セント・ジョルジ氏がビタミンCの第一発見者とされるようになり、セント・ジョルジ氏は1937年にノーベル医学・生理学賞を受賞しています。

1933年、イギリスのノーマン・ハワース卿がビタミンCの構造式を決定して、化学名称をアスコルビン酸と名付けました。

アスコルビン酸は、英語で「ascorbic acid」、これは「壊血病にならない酸」という意味です。
これによってノーマン・ハワース卿は1937年にノーベル化学賞を受賞。

同年、スイスのライヒ・シュタイン氏がビタミンCの合成に成功してこの商業生産に関する一連の特許を取得。それをスイスのホフマン・ラ・ロッシュ社に売却。その後、このロッシュ社は世界最大のビタミンC製造メーカー(日本の中外製薬もその傘下となっている)となりました。


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posted by shinto at 10:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | サプリメント
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