すい臓がんで死去の夏八木さんと生活習慣病

2013年05月13日


俳優の夏八木勲さん73歳がすい臓がんで死去。すい臓がんが見つかったのは昨年11月、その後は入退院を繰り返していたようだ。本人の意思で手術は受けなかった。余命が長くないことを知りながら現役にこだわり続けた。

すい臓がんは生存率ワーストワンとも言われており、5年生存率はわずか約10〜20%といわれる。
ある意味、夏八木さんの手術を受けない選択は正しかったのではないかと思われます。過酷な治療を受けてQOL(生活の質)を低下させ、活動も著しく制限されて助からないというのでは元も子もありません。

今の日本では、すい臓がんの発症率も増加傾向にあり、1年間で亡くなる人は約2万人。発見が難しいがんなので、手遅れになることも少なくありません。

ところで、すい臓がんの原因とはなんでしょうか? やはり生活習慣の影響が大きいと考えられていて、主には次のようなことがあげられるようです。

@喫煙=全てのがんにおいて原因になります。
A飲酒=お酒を多く飲む人は、すい臓への負担も大きく、すい炎の原因にもなるため、すい臓がんの原因としてかなり疑われます。
B食生活の欧米化=肉食、高脂肪食で野菜が少ないというような食生活が問題です。
Cコーヒーを多く飲む=コーヒーを多く飲む人と、すい臓がんの関係が統計的に疑われています。
D糖尿病=最近の統計で、普通の人よりもすい臓がんの危険因子のリスクが高い結果が出ました。


がんも心疾患や脳卒中、糖尿病などと同様に「生活習慣病」の一種に数えられています。
そして生活習慣病は今日かかって、明日なるという病気ではありません。悪い生活習慣、悪い生活環境の中で長年かかって発病するのです。

下図の『生活習慣病のプロセス』は、そのことを現しています。

生活習慣病のプロセス.jpg
↑健康度が100%に近く生命力を下げない生活をしていたら、百歳長寿も可能です。ところが今の生活環境は、私たちの身体に悪影響を与えるもので充ち満ちています。その結果、私たちの生命力が低下してしまっているのです。


若い頃から、身体に悪影響を与えるような生活習慣や生活環境の中に棲んでいると、年齢とともに、徐々に生命力や免疫力などが低下していきます。
そして、疲れ易くなったり、血圧や血糖値、コレステロール値など上昇したりという、いろいろな病態が出てきて、薬を飲んだり、病院に通ったりすることもあります。

しかし、いくら薬を飲んでも、病院に通っても、生活習慣病の根本の原因である悪い生活習慣や生活環境(環境因子)は治せません。

さらに生命力(免疫力や自然治癒力など)が低下すると突然のごとく、がんなどの重大な病気に襲われるのです。

こうした生活習慣病に罹らないためには、生活習慣や生活環境を改善することが不可欠です。

もし本当に“健康な体”なら、がんなどの生活習慣病にかかることはありえないのです。

がんのリスクを日頃から下げておくことが、もっとも安心できる予防策です。
血液データで問題があるところがあれば(血圧、中性脂肪、コレステロール、血糖値など)改善するよう食事、運動、サプリメントで努めるべきです。
このうち食事、運動は本人のライフスタイルに関わることでハードルが高いかと思いますが、サプリメントはなかではいちばん手軽に始められることです。そして、結果も得られます。

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新潟大学の免疫学の先生が書いた『免疫革命』というのを読んだことがあります。
その中で、次のような「がんを治す究極の四ヶ条」というのがあります。

1.生活パターンを見直す。
2.ガンの恐怖から逃れる。
3.免疫を抑制するような治療を受けない。
あるいは、受けている場合はやめる。
4.積極的に副交感神経を刺激する。


免疫革命.jpg

ここだけ抜き出してもよくわからないかもしれませんが、特に注目にしたいのが「ガンの恐怖から逃れる」ということです。

がんを心配する心理的ストレスが交感神経を緊張状態させて免疫力を低下させる。
だから、よけいにがんに罹りやすくなる⇒がんの最大の原因はストレスだというのが、
この本のテーマです。

ただし付け加えておきたいのは、「オレはがんにならないよ」なんて、空威張りする人がいるけれどもそれとは話が全然違います。

こんなことも書かれています(以下『免疫革命』より抜粋)。
「ガン細胞は、けっして強い細胞ではない」−たとえば、ネズミに悪性のガンを発ガンさせるためには、ガン細胞を百万個も注射しなければなりません。一万個や十万個入れたところで、全てリンパ球(免疫細胞)に殺されてしまいます。一方、ネズミに放射線を当ててリンパ球を減らしておくと、たったの千個注射するだけで発ガンします。

そのくらい、がん細胞はリンパ球に殺されやすいということなんです。だから、リンパ球を下げないうな生活をしている限り、なかなかがんにはならないということですね。

では、リンパ球を下げないようにするにはどうしたらいいのか? となると、現代生活というのはほとんど逆のことをやっています
ストレスは多いし、不自然な食べ物で、栄養のアンバランスや体内の汚染があります。タバコやお酒の飲み過ぎも問題です。こうしたことは全て、リンパ球の活動を妨げ、結果として免疫を下げてしまうことに繋がります。つまり、現代人というのは、わざわざがんになりやすい体質をつくりあげてしまっているということなんです。

空威張りで無く「自分はがんにならない」という確信が持てるように、生活条件を改善することが重要です。WHO世界保健機関やがん研究の専門家においても、がんの原因の多くは生活習慣や生活環境にあるといっています。すなわち、これらを改善することで、がんに罹らないようにすることも十分に可能なのです。

ちなみに、がんの罹ってからの3大治療法である手術、抗ガン剤、放射線は、間違いなくリンパ球などの免疫を著しく低下させてしまいます。がん治療は再発が多く、中々うまくいかないということも『免疫革命』の中でも強調されていることです−「ガンを治す究極の四ヶ条」の3番目で述べていることです。

結論としては、「がんになるのは仕方がない」ではなく、がんに罹らないようにするということしかありません。その努力をすることで、今や半数近くもの人が罹っている病気であっても十分に予防可能。つまり、あなたも私も、わざわざがんに罹る道を選ぶ必要はないということです。

「私はがんにはなりませんよ!」と、確信を持って言えるようにしましょう。


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健康食品、サプリメントを選ぶときに、皆さん「なにがガン予防に効くだろうか?」と考えがちですが、がんは全身病であり生活習慣病なので、予防のために必要な栄養素(ビタミンだったり、ミネラルだったり、ときにはプロテインだったり)は個人個人違ってきます。
ポイントは、自分の場合ではなにを補給してがんになるリスクを下げるか?その「なにを」にあたる部分はなにも目新しい健康食品ではありません。ですから、新しい健康食品につぎつぎ飛びつくのは正しい選択ではないと言えます。カルシウム、ビタミン、ミネラル、タンパク質といった昔からある基本的な栄養素こそ重要なのです。





posted by shinto at 09:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | がん
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