8020運動は失敗。日本人が80歳で残している歯は平均8本!

2011年08月02日

治療済みの歯が増えるほど、ますます歯は悪化しやすくなる。そして、歯医者に行く回数も増えていく。そうした悪循環の中で歯はどんどん失われていきます。60をこえ、70の声が聞こえてくる頃にはもう全滅で「総入れ歯!」。
 
老化は、「歯、目、足」の順でやってくる。だから歳を取れば、歯が無くなるぐらいは当たり前。そう多くの日本人は考えているようだが、果たしてそうでしょうか?

「8020運動」というのは、厚生労働省と日本歯科医師会で推し進めている「自分の歯を80歳までに20本以上残そう」という運動です。この場合の“自分の歯”というのは、噛める状態の歯で、治療済みの歯は本数に入るが、ブリッジや入れ歯、インプラントなどは、その本数に入りません。

そして現実はどうなっているかというと・・・! 日本人が80歳で残している歯の本数は平均で8本。ところがアメリカ人は18本、スウェーデン人は24本残しているのです。

つまりは、「年取れば歯が無くなるは当たり前」ではないのです。先進国の中では、日本人の歯の悪さというのは極めて異例なこと。歯が失われていく原因はハッキリしています。『虫歯と歯周病』です

歯を失う原因.jpg


歯を失うと「認知症」リスクが増大する

歯を失えば、QOL(生活の質)も著しく低下します。
実際、歯を失うと認知症が2倍にも増加するという報告があります(名古屋大学研究グループ)

健康な高齢者(70歳後半)の歯の本数は平均9本。それに対して脳血管性認知症患者では平均6本、アルツハイマー型認知症患者では平均3本だったのです。

頭部をCT(コンピュータ断層撮影)で撮影してその画像を調べてみると、残っている歯の本数が少ないほど脳の委縮が進んでいることもわかりました。

歯と認知症.jpg

「元気で長生き」「歳をとっても生活の質をおとさない」「最後まで介護にならずに自力で」をめざして、そらではさまざまな提案や取り組みを行っていますが、歯の手入れもその一環です。

歯医者さんのいうように、毎日丁寧に歯ブラシで歯を磨いても、8020は遠い。普通のブラッシングでは、歯垢も歯周病菌も完全には取り除けないからです。ましてや、歯周ポケットができた場合、ポケットのなかは素人では掃除できないのです。

私どもは、3ヶ月に一度専門の歯科衛生士に、1時間もかけて歯と歯茎の清掃をしてもらい、歯の状態を定期的に管理しています。そして、日常的には、“歯の手入れ法”を実践。この方法で、この先何歳になろうと、自分の歯を守れる自信があります。

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まとめ

アンチエイジングや「元気で長生き」のためには、もちろんサプリメントも有効ですが、何より自分の歯を残すことが重要です。いくら「8020」と声高に言っても、みなやり方が分からないのですから結果がでるわけがありません。
70代になると認知症や体が不自由になって車椅子生活になる方が増えて来ます。要介護になると、自分のことが自分で出来なくなる。つまり歯も十分に磨けなくなってきます。ですから、高齢者が歯を失うということは、「歯がだめになる」ことが単独でおきるわけではなく、アルツハイマー型認知症からとか、骨折により要介護になったりして、そのあとに続いて歯の手入れがおろそかになり、ドミノ倒し的に連動して歯を抜くような事態へと進んでいくことが多いのです。

歯を単に良く磨く、というだけでは歯を80歳までもたせることはできません。そのため、どのように手入れすれば歯周病にならずにすむか、自分の歯を残すことができるか、をお伝えしています。

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