被曝後、長期間たってがんを発症するなどの“晩発障害”

2011年05月27日

元・放射線医学総合研究所主任研究官の崎山比早子氏は2011年5月22日、都内で開催されたシンポジウムに参加し、東日本大震災で大きな被害を受けた福島第1原子力発電所から放射性物質が漏れ広範囲に飛散していることに対し、専門家らが「直ちに健康に影響はない」と発言したことについて「放射線には安全量がない。(晩発障害に言及しないで)安心安全と言うのはおかしい」と述べた。

【晩発障害とは】
被曝による被害は身体的影響と遺伝的影響に別れ、身体的影響はさらに急性障害と晩発障害に分かれる。造血障害(白血球の減少)など急性障害は極めて高い放射線量で起こる。
低い放射線量でも起こりうるのはガンなど晩発障害(もちろん高い放射線量でも起こる)。
ただし、晩発障害のほうも、放射線医学総合研究所によれば、がんになる危険性は100mSvの放射線量で0.5%程度で、「これは喫煙や食事などの生活習慣を原因とするがんの危険性よりも数10分の1程度低い値で、過度に心配する必要はないとの見解」


晩発障害について発言.jpg

 崎山氏は元・放射線医学総合研究所主任研究官。崎山氏は、福島県福島市の放射線量について「どの程度のリスクがあるのか」と問われると、崎山氏は「それは線量に応じてあるが、放射線には安全量がないということが国際的な合意」と述べた上で、

「福島第1原発の事故が起こったときに、専門家の先生らが『直ちに健康に影響はない』と言ったが、急性障害のことを言っているのだろう。けれども、(障害には)急性障害と晩発障害がある。晩発障害は数年とか数十年経ったあとに『がん』ができる障害。そのことを一切言わないで安心安全と言うのはおかしい」

と、福島第1原発の事故で増加した放射線量について、「直ちに健康に影響はない」との見解を示してきた政治家や専門家を批判した。

また、晩発障害を無視したような発言が出る背景については
「放射線というのは(障害との)因果関係がハッキリしない。『がん』が放射線によるものなのか、化学物質によるのか、自然発生によるのかが一切わからない。何年後に『がん』になるのかわからない。そういう因果関係のわからなさで、放射線による発がんというのが軽く見られる」と話した。

★被曝して、そのときには何も体に異常がないように見えても、数年、数十年たって遺伝子の染色体が突然変異をおこし、がんを発症すると言われている。これを、“晩発障害”というんですね。ともかく、日常の生活や自分の生活習慣にもがんに繋がる要因は様々あるわけだけれども、そういうことにも目を向けて、さらに今進行している原発災害の汚染からも体内を守っていかないと。

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posted by shinto at 09:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | がん
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