放射能汚染の水道水、飲んでも大丈夫か?

2011年03月25日

水道水から放射性物質が検出された地域が、増えていて、不安も大きいことと思います。
サンゴの力で、放射性物質は除去できるのか? サンゴの力を入れれば乳幼児に飲ませても大丈夫? といったご質問が、昨日から多く寄せられています。

サンゴの力では放射性物質は除去できません。ただ、報道にもありますように、今問題とされているのは「ヨウ素」であり、ヨウ素は8日間で半減するとされています。ですから、水を常温で長期間保存できる、というサンゴの力の性質を利用できます。
ペットボトルなどに、水道水を汲み、サンゴの力を入れて、1週間以上おいておけば、より安心かと思います。ペットボトルのフタを閉めていても、ヨウ素は時間とともに減っていくそうですので。
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以下、昨日の「日経ビジネス」の記事より転載いたします。(2011年3月24日)

放射線専門家.jpg
福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーに就任した長崎大学大学院の山下俊一・医歯薬学総合研究科長。チェルノブイリ原発事故の影響調査に携わる被曝医療の専門家によるコメント。

「暫定規制値」というのは、一生食べ続けても何の影響も出ない数値です。未然防止の観点で作ったもので、安全サイドに立った数値なのです。ですから、今のレベルなら暫定規制値を超えた食品を、飲んだり食べたりしていても、健康に影響を及ぼすことはありません。

ただ、どれだけ食べ続けても安全なのかは、暫定規制値と比べても判断できません。(綿密なリスク評価に基づいて決めてある)カドミウムなどの含有基準値と、放射線の暫定規制値の決め方は違うのです。

絶対に安全な暫定規制値は超えている。だが、健康に影響があるのかどうか判断がつかない。だから余計に不安がかき立てられている。今後、どれだけ食べても安全なのかという、規制値を作ることになるでしょう。


確認されているのは、甲状腺がんが唯一

―― 放射線物質には、ヨウ素やセシウムなど様々な種類があります。

山下 気をつけなければならないのは、放射性物質の「ヨウ素131」です。チェルノブイリ原発事故から25年。12万人のデータがあります。実は、発がんなどの疾患で確認されているのは、甲状腺がんが唯一なのです。そして、甲状腺がんを引き起こした原因が、ヨウ素131です。

(編集部注:放射性物質でないヨウ素は甲状腺ホルモンの構成物質で、人間にとって必須の元素である。体内には常に存在しており、海藻などから取り込んでいる。甲状腺には、ヨウ素を取り込んで貯める機能がある)

ただ、ヨウ素131は(放射能が半分になる)半減期が8日と短い。尿からも排出されやすい物質です。甲状腺に貯まることだけが心配です。それを防止する効果がある「安定ヨウ素剤」が話題になり始めたのはそのためです。

(編集部注:安定ヨウ素剤は、甲状腺が「ヨウ素131」を取り込まないように、あらかじめ放射性物質でないヨウ素を摂取するための薬剤)

ただ、チェルノブイリのデータでは、発がんなどの発症率と放射性物質の被ばく量には、明確な関係性が見られません。どれだけ摂取したら発症すると、はっきり言えるものではないのです。

ちなみに、半減期が30年の「セシウム137」は、体内に入ると筋肉へ行きます。ただし、チェルノブイリの症例を見ても肉腫など筋肉のがんは1例もありません。この点からも、注意しておくべきはヨウ素といえます。

放射性物質半減期.jpg


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posted by shinto at 11:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放射能
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