BMIは当てにならないので注意

2020年04月16日

内臓脂肪型肥満があって、さらに高血圧、高脂血症、高血糖すべてもっていると、糖尿病になるリスクが24倍だという記事を書きました。

そこで、自分は大丈夫なのか? という場合に、そもそも「自分は内臓脂肪型肥満なのか?」という判定がすごく曖昧です。というのは、見た目は痩せていて健康診断などでも「普通」の判定がでる人であっても、内臓脂肪型肥満の疑いがある人が大勢いるのです。

まず成人男性で肥満といったら、ほぼ「内臓脂肪型肥満」と思っていいと思います。お腹周りがでっぱって、ベルトがきつくなっているはずです。

痩せていてもお腹だけでっぱっているという男性がけっこういると思いますが、体格指数BMIだと「肥満」判定にならないので安心しがちです。このBMIというのはくせ者なんです。

大勢を相手にする健康診断などでは、身長と体重から計算するBMIが使われるのがほとんどです。でも本当は体脂肪率をはからないと正確に肥満判定をすることはできません内臓脂肪が多いのに、BMIで「普通」判定になってしまう人を「隠れ肥満」といいます。本人にも自覚がないし、公にも肥満の扱いをされない。当然メタボ判定にもならない。

でも最初に言ったように「内臓脂肪型肥満」から起こりやすい病気のリスクが高い人々です。

隠れ肥満の人は、体重も重くない、見た目も太っていない、健康診断でも肥満の判定にならない、ということで自分は肥満だという自覚がもてません。つまり、肥満解消しなければという意識が起こりませんから、生活習慣も変えようとしません。

そうしているうちに、さまざまな数値が悪化してきたりするのです。当然なのです。表面化していないし、自分では自覚が無いけれど、だいぶ前から内臓の周りには脂肪がぎっしりつまっている状態なのですから。

BMIの計算方法は
体重÷身長(157cmなら1.57)÷身長(〃)
この数値が20〜22くらいなら理想的。25を超えると肥満。


この計算法のデメリットは、単に身長と体重から計算しただけであって、体脂肪量がまったく無視されていることです。

傾向として、歳をとるにつれて普通に生活していても筋肉は落ちてきます。それとは逆に体脂肪が増えてきます。代謝も落ちてエネルギーも余りやすくなるためです。でも体重を計ってみると若い頃とそう変わらない。
そういうことってありませんか? それでみんな安心してしまうんです。「体重は変わってないから大丈夫、肥満じゃないな」って。でも一抹の不安があるわけですよ。「でも、お腹がでっぱってきたな…」。

肥満判定はBMIじゃダメです!

体脂肪計で体脂肪率をちゃんと測ってください。男性と女性とでは肥満判定の数値が異なりますので覚えておいてください。
男性では10〜20%が標準、20〜25%軽肥満、25%以上は肥満です。
女性は20〜30%が標準、30〜35%軽肥満、35%以上は肥満です。

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タニタの体重計と一緒になっているものでもいいですし、オムロンではこうして両手で測れるタイプもあります。ある程度の年齢になってきたら、健康管理のために「体脂肪率の管理」もぜったい必要だと思います。

体脂肪率が高くなると、高血圧や高脂血症になるリスクが高まるからです。一家に一台血圧計、と同じように体脂肪計も必要。

測定してみて、体脂肪率が高かったら、食事改善が必須です。内臓脂肪型肥満を解消するためには運動では無理です。だいたい悩んでいる方は中高年の方々かと思います。仕事も忙しいし毎日運動のための時間をとることも難しいです。そもそも運動だけでは痩せられませんから。

栄養をとって、なおかつカロリーを少し制限していきます。今までとっていたカロリーより、300〜400kcal減らすとよいでしょう。300kcalを運動で消費しようとしたら大変なことです。固定自転車を30分こいでも半分の150kcalくらいしか消費しませんからね。口から食べるものでカロリーを制限したほうがずっと現実的。

BOSS法の食事では、それが仕組みとして考えられています。
この通りやればいいので、自分であれこれメニューを考えたりカロリーを計算しなくていいので、とてもラクだし、長続きします。

1ヶ月で約1kg体重を減らすことができ、お腹周りも1cm細くなると思います。たかが1cmと思わないで。
内臓脂肪を減らして、のことなので、他の方法ではなかなかできないと思います。

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