ウォーターサーバーは雑菌繁殖の危険性が!

2016年01月27日

一般家庭に普及しているウォーターサーバーについて、トラブルならびに相談件数が急増しているこ とから、東京都が安全性調査および商品テストを行いました。

◆ 東京都に寄せられたウォーターサーバーに関する相談内容は、次の3つに分類できます。
1.子供がいたずらしてお湯でやけどを負ったなどのチャイルドロックの問題
2.異物が混入していた、下痢をしたなどの衛生上の問題
3.サーバー機器の裏の金網で手を切った、サーバーが転倒したなどの構造上の問題

相談件数.jpg

ここでは 2 の衛生上の問題について取り上げます。

東京都の商品テスト(飲料水質試験)

テスト対象品と一般細菌試験の結果

ウォーターサーバー5台をレンタルにより調達し、12リットルボトルを2週間に1本の割合で使用し、定期的に採水し、一般細菌試験を行った結果です。

テスト結果.jpg

上記5 台の内、2台(C とD)において、基準値を大幅に上回る一般細菌が検出されました。
またユーザーレベルでの清掃とボトル交換を行ったあとでも、この2台は一般細菌が検出されています。

語句の説明

■ボトル容器の種類
・リターナブル: 硬質プラスティック容器で使用後に業者により回収、洗浄後に再使用
・ワンウェイ: 軟質の使い捨て容器で使用後はそのまま廃棄

■水の種類
・ろ過水: 水道水等をフィルター等でろ過してミネラル分を調整した水
・天然水: 地下水等を組み上げて充填した水

■一般細菌試験
未開封のボトルには「ミネラルウォーター」または「清涼飲料水」の製品規格基準が適用されますが、これには一般細菌数の規定はありません。またサーバーから供給された水に適用する規格基準は存在しません。
そこで今回は「清涼飲料水製造時の原水規格」ならびに「水道水質基準」で規定される【一般細菌数100個以下/mL 】を飲用適の衛生判断基準として採用しています。

一般細菌数1.jpg

一般細菌数2.jpg

今回のテストで5台中2台(機種C、D)で基準値を大幅に超える一般細菌が検出されました。いずれも設置使用開始時はゼロであったものの、機種Cはわずか1日後、機種Dは5日後に基準値を超えています。また使用2週間後にユーザーレベルでの清掃とボトル交換を行っても、翌日から一般細菌が検出されています。
これらの水は一般細菌数が100個/mL を超えるため、【飲用不可】と判断されるレベルです。
これではせっかく安全のためにウォーターサーバーを導入しても意味がありません。

原因としてはボトリングされている状態では無菌状態であったものが、使用中に細菌が外部から混入したものと考えられます。ウォーターサーバーは構造上、供給した水量と同じ体積の空気をボトル内に導く必要があり、この空気取り入れの際に外部から細菌の混入があったものと思われます。
またウォーターサーバーはボトルの水が直接コックから供給されるものではなく、サブタンク(冷却水と温水)に一旦溜めた水が供給されます。したがってボトル挿入口からサブタンク、給水コックまでの通水経路が汚染されると、ボトル交換しただけでは不十分です。

一般細菌が検出されたからといって、必ずしも病原菌が存在するわけではありませんが、乳幼児や病人、高齢者など免疫力の弱い人には【日和見感染症】を発症する場合があるので注意が必要です。
これらの方にはウォーターサーバーの水を直接飲ませないほうが良いと思われます。

東京都の報告書でも、「粉ミルクの調乳の際には、熱いミルクにウォーターサーバーの冷水を入れるような利用法は避けるべき」と述べられています。
今回の指摘を受けて各サーバーメーカーは対策をとっていると思われますが、古い機種をそのまま使用している人は、メーカーに問い合わせたほうが良いかもしれません。
また設置の際はホコリの多い場所は避け、ユーザーレベルでの定期清掃または業者による定期清掃が必須と思われます。


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posted by shinto at 11:10 | サンゴの力
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