トランス脂肪酸を知っていますか?避けていますか?

2015年06月11日

最近油についての話題が多いですね。それも、体に悪い油としてマーガリンやトランス脂肪酸がやり玉にあげられ、その逆に体にいい油としてココナッツオイル、亜麻仁油などが宣伝されている。

「この油は危険!とったら病気になる」とか「この油は肌にもイイ、健康にもイイ」とセンセーショナルであればあるほど、一時的に話題となって流行するのかもしれないですね。

でも、油の問題はそういうふうに一時的なブームで終わっては困ります。油、つまり脂質は毎日必ず摂取しなければいけない三大栄養素のひとつ。摂らないと正常に体が機能しないし、生きていけない。

だから、流行の健康食品のような扱いでは困るんですね。

ただ、これを機会に「体のためにはどのような油を摂取したらよいのか?」ということに多くの方が関心を持っているというのは良かったことです。興味をもって調べたり、本を読んだり、探究するいいきっかけになっていると思います。

サラダ油の摂りすぎが健康に害を及ぼしている。マーガリンや、菓子やパンに多く使われているショートニングを狂った油として取り上げるトランス脂肪酸の問題。これは知っておくべき。

参考になるのはこの本
『 危険な油が病気を起こしてる 』

書籍名 危険な油が病気を起こしてる: 病気を治し,健康を増進する正しい食用油の選び方,使い方の指針
著者 ジョンフィネガン
翻訳 今村光一
出版社 オフィス今村

この本を読んで必要以上に怯えることはないけれど、知っておいて損はない。

周りの食べ物を見回すと、ありとあらゆるものにこの「トランス脂肪酸」が使われている。代表的なのがマーガリン。チョコレート、アイスクリーム、ドーナツ、フライドチキン、ショートケーキ、ハンバーガーなどにも多く含まれています。

トランス脂肪酸を一定量摂取するとLDLコレステロールを増加させて、心臓疾患や脳卒中のリスクを高めることがわかり、世界的に大きな問題となっています。アメリカでは、トランス脂肪酸の使用を禁止したりかなりの強制力をもって排除しようという動きになったいます。

さてでは日本ではどうか?というと、どうも「喉元過ぎれば…」のところがあり、何度か話題となり社会的な問題になりはしても、アメリカのように具体的な法規制ができないためにいつのまにか、国民の意識も薄くなってしまう。

トランス脂肪酸の害がはっきりしていても、そうした油の使用は減らないし、市場からトランス脂肪酸がはいった食品が消えることもない。ただ、情報として知っていれば個人のレベルで摂取をなるべく控えることもできるし、子供にも教育することができる。

知らされていない、知らない、ということが危険であると思う。たとえば、ファーストフードのドーナツやフライドチキンがあったとします。これらには体に害があるといわれているトランス脂肪酸が多く含まれていると知っていたら? それを食べる食べないは個人の自由ということに。

健康情報というものは、少なからずそういう性格のものであると思う。危険を知らないというのが一番恐い。情報をつかんでいて知っていても実行する人と、しない人に分かれる。

実際に病気のリスクを回避し、健康を手にできるのは「正しい情報をつかんで、それを実際に実行し続けている人」だと思う。


健康によい油を!というのだったらまずオメガ3。魚の油はたしかに食事では安定的に摂りきれません。
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EPA+DHA粒.jpg

魚のオイルボトルを手に.jpg


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posted by shinto at 15:43 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)
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