脳に欠かせない栄養「EPA・DHA」

2018年10月16日

EPA・DHAといったオメガ3脂肪酸は、血液・血管によい影響をおよぼし、動脈硬化を予防したり、高脂血症や糖尿病にたいし有効だということは知られていますが、「脳」にたいしても重要な栄養素であることはあまり知られていません。

脳は体の中でもっとも活発な部分であり、カロリーをたくさん消費します。普通わたしたちは、目に見える体の動き(動作)によってカロリーを消費しているイメージをもちますが、脳はからだに命令を与える司令塔であるだけにカロリーや栄養素を必要とします。

脳が正しく機能するためには、総摂取カロリーのなんと20%を必要とするといわれています。1日に2000kcalを食事によって摂っているとすれば、その20%である400kcalは脳が消費しているということになります。

また、カロリーと言っても、脳が必要とするのはエネルギー(炭水化物、糖質がつくりだす熱量)だけではありません。健康な認知機能のためには、脂肪酸、ビタミン、ミネラルが重要な役割を果たします。オメガ3脂肪酸のひとつであるEPAは、赤血球に柔軟性をもたせて血流をよくすることが知られています。このことは、脳への血流も良好にすることを意味しており、体積が小さいわりに多くのエネルギーや栄養素を必要とする脳にとっては、ひじょうに大事なことです。

「脳とオメガ3脂肪酸」の関係について詳しく


オメガ3脂肪酸は、体内のすべての細胞膜に存在し、脳を構成する「主要な脂肪」である。
これはヒトの脳の進化をみればよくわかる。
ヒトがまだ文字をもたない先史時代、初めて海産物を食糧として取り入れるようになったときに、人類は大きな脳をもつようになったという。
※EPA・DHAは魚・貝などの海産物にのみ特異的に含まれている脂肪酸

EPA(エイコサペンタエン酸)の分子、DHA(ドコサヘキサエン酸)の分子のかたちは、不飽和結合によって大きく湾曲した形となっており、細胞膜内を柔軟性をもってうごくことができる。

そのため、細胞膜を通過する際、流れが良く動くことが可能となり、脳細胞の内外の情報伝達をスムーズにすることに役立つ。

脳細胞を通過するEPA・DHA分子の流れは、認知機能や通常の脳の活動にとって、極めて重要である。EPA・DHAは脳細胞およびその複雑な神経系ネットワークの維持に重要な役割を担っている。

また研究においては、EPA・DHAには抗炎症作用もみとめられ、老化した脳をなんらかのかたちでサポートしていることも示唆されている。

以上 引用は「NUTRI-FACTS」

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EPA
posted by shinto at 10:47 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

サラダ油(リノール酸)摂りすぎに警鐘!

2018年10月05日

家庭で最も使用されている油はサラダ油ではないでしょうか。
大手メーカーが開発し、その後一気に普及し、他の油と比較して安価なこともあって、瞬く間に日本の家庭の主役となりました。
そんなサラダ油ですが、安価である要因のひとつに、リノール酸の配合量が多いことがあげられます。原料の多くは大豆油か綿実油です。

本来、必須脂肪酸であるn-6系とn-3系(オメガ3)の摂取量は1:1〜4:1というようにバランスが重要です。ところが、n-6系のリノール酸は体に良いという宣伝もきいて、あまりにも過剰に摂取されるようになってしまいました。

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日本人のリノール酸摂取量は、この40年間で2.5倍になり、摂取した脂肪酸中のリノール酸割合が25%にもなっているのです。これは世界一高いパーセントです。
サラダ油のみならずマーガリン、ドレッシング、マヨネーズ、スナック菓子などを食べるようになり、その摂取量は1日13〜15gにもなっています。

日本脂質栄養学会が「リノール酸の摂りすぎが健康に悪影響を与えている」と警鐘!

日本脂質栄養学会は、こうしたリノール酸の過剰摂取が健康を害していると指摘しています。
喘息やアトピー性皮膚炎を含むアレルギー性疾患の原因にもなっているようです。
 
リノール酸は体内に吸収されると、
リノール酸→γ‐リノレン酸→アラキドン酸
というように変化します。

このアラキドン酸は、ロイコトリエン、トロンボキサン、プロスタグランディンなどの炎症やアレルギー反応を起こす物質が作られる元になります。このため、アレルギー性疾患以外にも、動脈硬化による心筋梗塞や脳卒中を増やしてしまうことが考えられるのです。

リノール酸(サラダ油)を使い過ぎない方策としては、調理にサラダ油の代わりに「ごま油」「オリーブオイル」を使うようにするのも良い方法です。
また、炒め物にも使用量を控えめにする。お肉を炒めるときはお肉が元々もっている脂肪をうまく活かして調理するなどするとよいでしょう(油をひかずにお肉の脂肪で調理できる便利な鍋もあります)。

食用の油には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸、さらに不飽和脂肪酸の中には「一価不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸」がありますし、またさらに多価不飽和脂肪酸の中に、この「リノール酸」とEPA・DHAに代表されるオメガ3脂肪酸があります。

日常的に使う油は、つい安価な油、使い易い油ばかり使ってしまうものです。ところが、健康の為を考えると、もっと厳密に油を使い分けなければならないのです。
油は食品ではありますが、種類によって摂取バランスがあり、それが健康を守るうえでかなめとなります。

摂りすぎると高脂血症や動脈硬化のリスクを高める「飽和脂肪酸」もありますし、今回説明したように、摂りすぎるとアレルギー症状や炎症性の病気を引き起こすという「リノール酸」。また血液や血管によい影響を与えてくれるため積極的に摂取が薦められるオメガ3脂肪酸(代表的なものが魚のオイル、EPA・DHA)。

油の種類によって、健康に対して働きが大きく異なってくるのです。3大栄養素にも入っていて、毎日必要不可欠な油ですが、健康を左右するだけに、考えて摂らないといけないですね。

そらEPA+DHA1000mgは、厚生労働省の推奨値1000mgが確実にとれるようにしました。
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posted by shinto at 15:31 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

サラサラにしてくれるのは「EPA」で、「DHA」ではない

2018年10月02日

EPAとDHA。本当のサラサラの話 
(ニッスイwebサイトより)

DHAはEPAの代わりになるものなのでしょうか?

EPAの、血液をいわゆる「血液サラサラ」と言われるような健康な状態にする、という働きについていえば、DHAはその働きを完全にカバーするものにはならないと考えられています。

実際、血液の粘度、いわゆる血液サラサラに重要な赤血球の柔らかさに関して比較したヒトの試験では、EPAを摂取した時はEPAが赤血球の膜に取り込まれて赤血
球自身が柔らかくなり、血液粘度も低下する(サラサラになる)ことが確認されています。

それに対し、DHAを摂取した時はEPAよりも赤血球膜に取り込まれにくく、赤血球の柔らかさと血液粘度のいずれも改善が認めらなかったことが報告されています。
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サラサラ効果は、おもにEPAのはたらきによるものなのですよね。
EPA・DHAサプリを選ぶときのポイントとして、EPAの含有量が多いことが大事です。
また、EPA・DHAの効果を得るには、エビデンス量として1日1000mgを目標にする必要があります。厚生労働省の推奨値が『EPA・DHAを1日1000mg』となっているのもそうした裏付けがあってこそです。

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posted by shinto at 16:02 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)