魚からEPAを沢山摂っていたイヌイット族は出血しやすかった!

2015年06月30日

最近、さかんにEPA・DHAのサプリメントが宣伝されていますが、これは青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸(オイルの一種)です。

EPA・DHAが健康に役に立つと注目されはじめたのは、1971年(昭和46年)より、デンマークのダイアバーグ博士たちによって実施された疫学的調査研究がきっかけでした。エスキモーと呼ばれていたイヌイット達は、狩猟民族であり、昔からアザラシを捕って主食とする独自の食文化をもっています。そのイヌイット族と、デンマーク人とで食生活が健康に及ぼす影響を研究したのです。

まず最初に注目されたのは、イヌイット族に急性心筋梗塞の発症が少なかった。出血傾向がみられる(血液がサラサラして、ひとたび出血すると止まりにくい)ということから、イヌイット族の食生活に注目が集まることになったのです。

posted by shinto at 13:37 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

EPA研究のさきがけ

2015年06月23日

青魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸という「脂肪酸」)の健康効果に着目し、高濃度抽出という前人未踏の技術を開発したのは有名な水産会社「ニッスイ」。

EPAが着目されるきっかけとなったのは、イヌイットの健康調査

1960年代に実施されたグリーンランドに住むイヌイットの健康調査の結果が発表されてEPA(エイコサペンタエン酸)が注目されるようになりました。イヌイットの人たちは、アザラシの肉が主食で、野菜や果物はほとんど摂らないにも関わらず、健康度が高い。研究の結果、その理由はEPAの働きによるものと分かりました。

EPAはイワシやサバなどの青魚に多く含まれる油脂成分。これらの魚をエサにするアザラシを食べていたイヌイットの人たちの血液中には、EPAが高濃度に含まれていたのです。この調査結果は世界中に大きな反響をよびました。
大手水産会社である「ニッスイ」がこのEPAの効果にいち早く着目し研究を開始しました。


posted by shinto at 14:33 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

トランス脂肪酸を知っていますか?避けていますか?

2015年06月11日

最近油についての話題が多いですね。それも、体に悪い油としてマーガリンやトランス脂肪酸がやり玉にあげられ、その逆に体にいい油としてココナッツオイル、亜麻仁油などが宣伝されている。

「この油は危険!とったら病気になる」とか「この油は肌にもイイ、健康にもイイ」とセンセーショナルであればあるほど、一時的に話題となって流行するのかもしれないですね。

でも、油の問題はそういうふうに一時的なブームで終わっては困ります。油、つまり脂質は毎日必ず摂取しなければいけない三大栄養素のひとつ。摂らないと正常に体が機能しないし、生きていけない。

だから、流行の健康食品のような扱いでは困るんですね。

posted by shinto at 15:43 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

油の善し悪し見分け方、ひとつは価格差!

2015年06月09日

最近、油についてのセンセーショナルな本がつぎつぎに出版され、ちょっとした「油ブーム」となっています。けれども、ブームはいずれ去っていくのでブームなのであり、消費者も最初の内はそれにのっかるけれど時が経てば、同じコピーには飽きてくるものです。

今日は弊社のサプリの製造工場の部長さんがみえて、最近の業界の動向についてお話ししました。油ブームで製造のほうも少し振り回されてますとのこと。でも、そろそろ飽きられて落ち着くでしょうとおっしゃっていました。ココナッツオイル、エゴマ、亜麻仁油などがマスコミの影響で流行っていて、その製造依頼がふくらんでいるそうです。

posted by shinto at 13:43 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

安価なココナッツオイルはトランス脂肪酸化しているので注意

2015年06月08日

油を理解するのは、正直とても大変です。飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の区別があり、動物性脂肪を代表とする飽和脂肪酸が体に悪いか?といったら、そう単純ではなく適度に必要な油である。不飽和脂肪酸は常温で液体で、植物から取ったものが多い。これなら、揚げ物、炒め物、ドレッシングに、とどんどん使って良いのか?と思えばそういうわけでもない。

植物脂を原料としていても、精製の過程で「トランス脂肪酸=悪い油」になってしまっている場合もある。マーガリンや、お菓子に多くつかわれているショートニングがそれだ。

かつてよくお中元などに使われていた、贈答用サラダ油。コーン油、紅花油などはリノール酸が多い植物脂です。これを使いすぎると、アレルギー性疾患になる危険性がいわれています。

オリーブオイルが体にいいといわれることがありますが、オリーブオイルはオレイン酸が多い脂肪で、体の中で不飽和脂肪酸からつくることができます。とればとるほど体によいというものではありません。
熱に強く、酸化しずらい性質があるのでお料理にはよいかとおもいます。サラダにかけてとるなど、生でとる摂り方もおすすめ。でも、毎朝生ジュースにスプーン1杯入れて…と、そこまではとる必要はないかもしれません。

今話題のココナッツオイルも安価なものには注意が必要なようです。安価なものはトランス脂肪酸化している恐れがあるよう。
バージンココナッツオイルのほうがいいようですね。

トランス脂肪酸と、安価な注意すべきココナッツオイルについて
こちらで詳しく紹介されていますので参考にしてください →


油のなかでもオメガ3と呼ばれるEPA・DHAは、青魚に特異的に含まれる魚油ですが、これはもっと積極的にとったほうがよいです。炒め物、揚げ物といった料理で自然にとれている植物脂に比べて、魚油は魚を食べないと摂れない油です。
酸化しやすく、新鮮さが求められるので、サプリで摂るのに向いている油なのです。

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posted by shinto at 14:39 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

EPAで血管年齢が若返る、富山県でのある調査結果!

2015年06月05日

EPA(青魚に多く含まれるエイコタペンサエン酸という脂肪酸)を摂取すると、血管がしなやかになり、血液循環もよくなる。そして、その結果として血管年齢を若く保つことができ心筋梗塞で死亡する率を大幅に下げることができる。

これは、実際に行われた富山県氷見市での調査結果から導き出されたことです。

富山県氷見市の漁村部と農村部で、脈の血管を伝わる速度を比較したところ、漁村部の方が平均70cm/秒遅いという結果が出ました。これを血管年齢でみると、魚を多く食べてEPAの摂取量が多い漁村部の人の方が、平均して7年も血管年齢が若いことになったのです。

−−−−−−−−調査内容−−−−−−−−−  

対象者は、同市漁村部の住民55人。それに、ごく普通に魚を食べている農村部の住民49人。
漁村部では9割の人が“魚を毎日食べており”、男性漁師にいたっては全員が毎)食べていました。一方農村では、魚を毎日食べている人は1割程度。

動脈硬化の進み具合については、脈の伝わる速度(脈波伝播速度)で調査しました。脈の伝わる速度は、血管の硬さを反映しているので、動脈硬化の進行を知る一つの指標になります。伝播速度が速いほど血管が硬いことを示しています。

結果は次のようでした。
魚を沢山食べ、EPA摂取量の多い漁村住民の脈の伝わる速度の平均は毎秒7.0m、一方農村住民の平均は7.7mでした。毎秒70pの差になったわけですが、これは非常に大きな差なのです。脈の伝播が毎秒10p速くなるには、1年かかるとされています。つまり漁村住民の動脈は農村住民に比べて平均7年も若いことになります。
さらに、1974〜83年までの同市における漁村部と農村部の心筋梗塞の死亡率を調べてみました。すると漁村部の死亡率は、農村部の何と7分の1に抑えられていることがわかったのです。

参考文献:浜崎智仁らによる研究 1998

この調査は、EPAを日常的にたっぷり摂取する食生活を送っていると、血管の老化を抑えることができ動脈硬化を防げることを立証しており、EPAの具体的な効果を示すものとして着目されています。

朝昼晩、毎食のように魚を食べている漁師さんは、農業を主とする農村部の人と比べて、血管年齢が7歳も若かったのです。また、心筋梗塞による死亡率は、漁村の人は農村の住人の7分の1だったということです。

なぜこのような違いがでるのでしょうか?
それは、EPAには血液をサラサラにしたり、赤血球をやわらかくする働きがあるからです。毛細血管の太さは5〜10ミクロンで、そこを通る赤血球の直径は7〜8ミクロンです。赤血球はまんまるではなくて、円形の座布団のような形をしています。けれども、赤血球の直径のほうが、毛細血管よりも大きいので、赤血球はそのままでは通ることができず、自ら形をつぶして通り抜けます。これを赤血球の「変形能」といいます。

血液が酸化していて、コレステロールも多く汚れている場合、血液はどろどろとしてこの変形能が悪化して、毛細血管を通り抜けることが出来なくなります。毛細血管は先にいくほど細くなっていますね。途中までは赤血球が通り進んでいったが、細いところにきてそこで詰まってしまった、というわけです。こうして血栓となります。

EPAは赤血球の変形能を高める、いわば「赤血球の柔軟力」を高めるといわれており、血液の流れをスムースにして血栓ができるのを防ぎます。EPAが心筋梗塞や動脈硬化の予防に有効といわれる所以です。

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posted by shinto at 15:00 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

EPA・DHAとは、脂肪酸の種類

2015年06月04日

最近さかんに宣伝されているので「EPA」「DHA」のことはご存じかと思いますが、正確につかんでいる方は少ないのではないでしょうか。
そもそも、EPA・DHAってなんでしょうか?

近頃はやりの健康食品でしょ、という答えが返ってきそうですが。

EPAは、エイコサペンタエン酸の略で、DHAはドコサヘキサエン酸の略です。両方とも脂肪酸の種類で、魚に特異的に含まれています。

牛や豚の脂肪、ごま油やオリーブオイルなど植物からとれる脂肪、そしてこの魚油、すべての油は異なる脂肪酸で構成されています。複数の脂肪酸が含まれているのですが、それぞれの比率が違うのです。

たとえば、豚肉や牛肉に含まれる脂肪の脂肪酸組成は下の表です↓

食肉の脂肪酸組成.jpg

どの脂肪酸が多いか、によって油の性質が変わってきますし、摂ったときの体への影響も変わってきます。

お肉に含まれる動物性脂肪には、パルミチン酸、ステアリン酸などが多いのですが、これらは「飽和脂肪酸」と呼ばれ、常温では固体で高い温度でないと溶けないので、多くとりすぎると高脂血症や動脈硬化を招くといわれています。けれども、だからといって全く摂らないほうがいいのか?というとそうではなく、ここが油の理解をややこしいものにしています。

摂りすぎると健康によくないとされる「飽和脂肪酸」であっても、適量は必要なのです。人間の細胞膜はコレステロールで出来ています。飽和脂肪酸の摂り方が少なすぎると、脳出血の患者数が増えるという報告もあるのです。

ようはバランスが大事なのです。どんな種類の脂肪を多く摂っているかは、食生活によってある程度決まってきます。外食が多くて肉を多く食べる、揚げ物の定食などが多い、という方は「飽和脂肪酸」に偏ります。

EPA・DHAに関して言えば、この2つの脂肪酸は魚にしか含まれていませんので、若い方などで魚はほとんど食べないということになれば、ほとんど摂れていないことになります。
また、魚は魚でも、カレイなどの白身の魚やマグロ、鯵の干物などにはあまり含まれていません。中高年で魚はなるべく食べるようにしているという方であっても、イワシやサバなどの青魚を食べていなければ、EPA・DHAは不足する可能性があります。

魚に含有される脂肪のグラフ.jpg
干物にしたり、焼き魚にしたりすると、脂が落とされてしまいEPA・DHAが摂取できないということになります。EPA・DHAは新鮮な魚から摂ることで、酸化していない良質なオイルが摂取出来ることになります。ですから、サプリメントで摂るのに向いているといえます。

年齢別の魚油摂取量.jpg

肉よりも魚を好む年代であろうと思われる70代であっても、EPA・DHAは必要量の7割ほどしかとれていませんし、60代では6割にしか届いていません。団塊の世代は、戦後食生活が欧米化してきた時代を過ごしているため、結構肉食に抵抗のない世代であり、魚より肉の傾向があるようです。

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posted by shinto at 16:22 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)

EPA・DHAをなぜ積極的に摂る必要があるのか!?

2015年06月02日

大手健康食品会社が何年もまえから、EPA・DHAのサプリメントを販売していましたが、弊社ではあまり注目していませんでした。ですから、弊社で製品化しようなどとは考えてもみなかったのです。
なぜ、考えが変わったのかといいますと…

2年前の健康診断でのこと。2千円で動脈硬化度が測れるというので、お願いしてやってみました。動脈硬化測定は専用のベットに横になり、手足に電極をつけて微弱な電流を流します。それが流れる速度から器械が、簡易的に「血管年齢」を表示するのです。

すると、血管年齢が「実年齢と同じ49歳」とでました! 実年齢だったんだからいいじゃない、と思われるかもしれませんが、私としては不本意な結果。これだけサプリも使い、運動もしているし、生活習慣には気をつけているつもり。当然のこともっと若い数値になると思っていました。甘かったですねえ。外見は若く保っていても、血管は年相応に老化しているということか!

クリニックの医院長に即座に質問を投げかけました。
「先生、私もっと若く判定がでると思っていました。血管をもっと若返らせるにはどうしたらいいですか?」と。

すると医院長は、「実年齢なんだからいいほうだよ。普通は5歳、10歳年取った数字がでたりする人が多いんだから。血管を若くするには青魚を食べたりEPA・DHAのサプリなんかがいいんじゃない」という答え。

この一件で、弊社でもEPA・DHAのサプリを検討しはじめました。EPA・DHAはもう素材がはっきりしていますし、弊社の他のサプリのようにいくつもの素材を組み合わせたりする必要もないので、企画がそう大変ではありません。

オイルですから、良質でもちろん酸化していない原料を安定的に供給してもらわなけばなりませんので、原料メーカーはニッスイさんに決めました。あとは、パッケージデザインなど着々とすすみ、2013年6月に発売へとこぎつけました。

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魚のオイルボトルを手に.jpg

EPA(エイコサペンタエン酸)は血液、血管に。DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳に効果的といわれます。60代後半、70代の方では認知症が恐いとおっしゃる方も多く、DHAに認知症予防を期待されています。いっぽう動脈硬化は早い人では30代から気にされています。仕事がハードで、不規則で、食事も外食が多いとなると、心配になるのも当然かもしれません。また、自炊の場合でも十分に栄養が摂れているかと言われれば自信がないという方が多いと思います。さらに、飲酒習慣があったり、タバコを吸っているという方は、動脈硬化のリスクは高くなります。というわけで、EPAは20代30代の若い方でもとってもらいたいですね。

EPAとDHAは、いろんな魚に両方一緒に含有されています。ただ、魚の種類によって、EPAが多かったり、DHAが多かったりします。例えば、イワシやサンマなど背の青い魚はEPAが多く、マグロにはDHAが多いです。

EPA・DHAのサプリメントは複数の会社から販売されていますが、見るべきはその含有量です。血液の流れは、健康面でいろいろなことに影響を与えます。血液の質をよくしてサラサラにしたり、血管のつまりを掃除してしなやかにすることで、コレステロールや中性脂肪の数値を正常化したり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを減らしたりできます。こう考えると、DHAよりもむしろEPA量に重点をおくべきだということがわかるかと思います。

そらEPA+DHA800mgは、その名のとおり、EPAとDHA合計で1日800mg摂れるようになっています。大手健康食品会社のS社さんでは400mgしかはいっていません。そして、弊社の製品はEPAが560mg、DHAが240mg1日で摂れるようにしました。有名なS社さんの製品はEPA100mg、DHA300mgで、価格も弊社の倍ちかくなっています。あれだけ宣伝広告もしていますし、製品の無料お試しなども全国的に打っていますので、経費がかかるので、そこから算出される価格設定なのかと思います。

弊社では初めての方には、製品を半額にてお試しいただけます。朝晩2カプセルずつで1日4粒、120粒(1ヶ月分)通常3,880円のところ1,940円となります。お一人1回とさせていただきます。

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posted by shinto at 11:37 | 動脈硬化にオメガ3(EPA・DHA)