プロテインは食後血糖値を抑えることができる!

2014年03月24日

驚くことに、毎日の食事が「老化物質」を発生させているというのです。
私たちの体を構成している細胞は、食事から摂取した「糖(ブドウ糖)」をエネルギーとして生命活動を営んでいます。このため、血液中には空腹時でもおよそ100mlの血液に対して80〜100mgのブドウ糖が含まれています。これを血糖と呼びます。

この血糖が体内のたんぱく質と反応することを「糖化」といい、この反応によってできた物質のことをAGEs(Advanced Glycation End-products:糖化最終生成物)といいます。
AGEsが細胞にくっつくと、細胞の機能は低下し、老化や各種の病気の原因となるのです。


AGEsのグラフ.jpg


AGEsを蓄積させないようにするためには、食後の血糖値をいかに上昇させないかなのです。

糖化するのは、血液中に過剰な糖分が多くなり、「血糖値」が高くなるから。では、血糖値が高くないからと安心できるでしょうか?
大抵の人が血糖値を測定するのは、健康診断などです。この場合、空腹時に計測しているので、「私は血糖値が低いので大丈夫!」というわけにはいかないのです。糖化に関しては、空腹時の血糖値ではなくて、“食後の血糖値”だからです。

私たちの身体は、食事をすると血液中に糖分が増加(血糖値が上昇)し、それをエネルギーとして体を動かしています。この血糖値は食後およそそ45〜60分でピークになり、さらに、その後2時間ぐらいで通常の血糖値に戻ります。
ところが、食後の血糖値が高すぎたり、通常の血糖値に戻るのに手間取ったりすると、エネルギーとして使われなかった余分な糖が「糖化」を引き起こすのです。


食べ方による血糖値の変化グラフ.jpg


上の図を見てください。Aの線は「糖分や炭水化物」が多い食事をしている場合の血糖値の変化です。またBの線は、なるべく血糖値を上げない食べ方をした場合です。

Aの線だと、食後すぐに高血糖になり、過剰にインスリンが分泌されるので、その後、急激に下がって低血糖になります。このため再び空腹感に襲われてしまいます。
この時に、甘いお菓子や手軽に食べられる菓子パン、ハンバーガー、フライドポテトなどの、いわゆるジャンクフードに手を出せば、再び血糖値は急上昇します。

この例は極端かもしれませんが、Aの線のように高血糖と低血糖が乱高下するような食べ方をしていると、ますます糖化を促進する状態になってしまうのです。

では、どうしたら血糖値の上昇を緩やかにできる食べ方になるのでしょうか?

そもそも現代の食事は、糖分と炭水化物、脂肪が過剰で高カロリー。一方で、良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルが不足しがちです。このようなアンバランスな栄養状態では、よけいに過食になりやすいのです。


栄養のバランスは桶状態.jpg


現代の食事の栄養状態は、まさに上の絵のような“桶”。組んだ木の長さは凸凹状態、中の水は漏れてしまっています。
つまり「中の水」とは、血液や細胞であり、免疫力や自然治癒力など。もっと広い意味で言うと、人間の生命力全般に関わることなのです。

これを修正するためには、“出っ張り過ぎた木”である糖分や脂肪などを低くしてカロリーを低下させ、ぎゃくに“引っ込みすぎた木”である良質たんぱく質、ビタミン、ミネラルを高くする必要があります。
そこで利用できるのがプロテインを主体とした栄養補助食です。

現代の食事では、日々の栄養バランスがちゃんと摂れているか否かは定かではありません。
そこで、『サプリタイム』のようなプロテイン、ビタミン、ミネラルを総合的に配合したサプリメントを利用すれば、日々の栄養バランスを確実に計ることができます。すなわち凸凹状態の桶を正常な桶に修正することができるのです。

サプリタイムの1食のプロテインには、牛ステーキの100g分に相当するたんぱく質が含まれています。カロリーは100Kcalと、ご飯1/2膳程度しかありません。

さきほどの「食べ方による血糖値の変化グラフ」を見てください。サプリタイムを朝食と昼食に利用し、夕食をたっぷり食べるBOSS法の食事(Cの線)では、血糖値の上昇をかなり低く抑えることが可能になるのです。
結果として「糖化」が少なく、老化防止につながります。

高齢の方ほど、『サプリタイム』の利用をおすすめするのはこのためです。

胃腸への負担無く栄養がバランス良くとれますし、場合によっては1袋を2回にわけて飲んでも十分な栄養補給になります(量は100ccで高齢者でも苦が無い)。
食事の量が食べられなくなる高齢者にとってサプリタイムは、とても助かります。

初めての方は、15食入りサプリタイムを半額でお試しいただけます。
サプリタイム 詳しくは→


suplitimehangaku.jpg






posted by shinto at 10:46 | 栄養補給にはプロテイン!

血糖値を上げにくい果物

2014年03月11日

−The Asahi shimbun GLOBE 2014.2.15を参考に−

果物はビタミンやミネラル、食物繊維などを効率よくとれる食べ物。リンゴの抗酸化成分や梅のクエン酸、キウイの葉酸など様々な成分の効用が注目されています。世界保健機関WHOは、果物と野菜の摂取で、2020年までに消化器系のがんを世界で最大25%滅らせると試算しています

一方で、「果物は甘い=体に悪い」といったイメージも一部に根強くあります。
都内のある病院のウェブサイトにも最近まで、「果物は果糖を含むため血糖値を早く上昇させます」という記述があり、誤解を指摘されて削除しました。血糖値を早く上昇させる食事は糖尿病につながりやすいのですが、医学的に果物は、穀物などにくらべて血糖値を上げにくいことがわかっています

食べ物の糖質は、体内でブドウ糖や果糖など単糖と呼ばれる小さな糖に分解されます。穀物やイモ類が多く含むでんぷんは、体内でブドウ糖となり、血中に入って全身に送られやすい。一方、果物が多く含む果糖は、腸での吸収が遅いうえ、すみやかに代謝されるため、血糖値の急上昇につながりにくいのです

血糖値果物に多く含まれる水溶性の食物繊維に、腸で糖質を吸収しにくくする効果があることもわかっています。国際連合食糧農業機関FAOも「果糖やショ糖など糖類の摂取が生活習慣病に直接結びつくことはない」と結論づけています

日本糖尿病学会は、食事制限が必要な患者にも「1日80キロカロリー分の果物」をとるように勧めています。柿なら1個、リンゴで半個程度にあたります。

血糖値の上がりやすさ.jpg

ただし、果汁ジュースを飲み過ぎることは要注意です。たとえばミカン1個100gからとれる果汁は約50ml。ミカンを10個食べるのは大変だが、同量の果汁が入った500mlジュースなら手軽にごくっと飲めてしまいます。果糖とはいえ、大量の糖質が一気に体内に入ると血糖値は上がりやすくなります−つまり、市販のジュースなどは要注意!

果樹研究所の杉浦実氏は「果物は野菜と同じくらい大切な食べ物。果物をもっと手軽に食べてほしい」と話します。

s167p10
サプリタイム・バニラと果物.jpg









posted by shinto at 10:05 | サプリメント

さまざまな延命治療に疑問!

2014年03月04日

いまや生活習慣病での死亡割合は約6割に達しています。
その他は、病気では肺炎や感染症などがあり、くわえて事故死や自殺などもあります。
となれば、素朴な疑問として寿命をまっとうできた人の割合というのは、果たしてどのぐらいいるのでしょうか?

いまの医療は、「死なせない医療」であって「生かす医療」とは似て非なるものという批判があります。

疾患別医療費.jpg

昔の医療はまだまだ非力だったので、人の死をそれほど妨げることはありませんでした。ところが、さまざまな延命治療が発達し、患者が簡単に死ななくなってしまったのです。
そのおかげで患者は意識もなく、身動きもできず、身体に何本ものチューブを入れられて、器械と薬で無理やり生かされるという非人間的な医療が行われるようになりました。

患者ベッド.jpg
※イメージ画像

もちろん医師といえども、こうした悲惨な状況となる延命治療をすすめたいわけではないと思います。その一方で、患者側の責任もあります。

「1パーセントでも助かる見込みがあるなら、ベストを尽くしてください」という患者や家族の思いに応えて医師は治療を行います。ところが、こうした延命治療の多くはマイナスになる危険をはらんでいて、医師としてはやらないほうが賢明だと思えることもあるが、患者側が強く求めるとやらざるを得なくなってしまうといいます。

そらサプリメント →





posted by shinto at 14:37 | 生活習慣病の予防

LDLコレステロールが高めでも、HDLが高いと動脈硬化になりにくい

心臓病、脳卒中などを発症する危険性のある動脈硬化。

この危険度を計る指標として、最近では総コレステロールにかわり、LDLコレステロールが使われるようになりました。その理由は、総コレステロールの値は善玉とされるHDLコレステロールが増えると高くなるという変なことになってしまうからです。

ちなみに総コレステロールは「LDL値、HDL値、中性脂肪値」を次の計算式に当てはめて求められます。

総コレステロール
=LDL+HDL+中性脂肪×0.2
【計算例】
@LDL140、HDL40、中性脂肪150の場合
 総コレステロール=140+40+150×0.2=210
A上の例で、HDL80になった場合は
 総コレステロール=250≧220
(NG


善玉のHDLが80もあるのに、旧基準(動脈硬化学会)に従うと、高コレステロール血症という診断になってしまいます!

そこで、LDLが多少高めでもHDLが高ければ動脈硬化になりにくいことから、
「動脈硬化指数 LDL÷HDL」
が注目されるようになってきたのです。


LDL÷HDLによる判定方法.jpg

では、HDLコレステロールをどう増やしたらいいでしょうか? 『HDL基準値(男性)30〜86mg/dL (女性)40〜99mg/dL』

まず食生活においては動物性脂肪やn6系(オメガ6)のリノール酸などの摂取を減らして、n3系(オメガ3)の脂肪酸を多く摂取するように心がける必要があります。
特に、n3系(オメガ3)のなかのEPAとDHAの摂取量を増やすことが有効といわれています。

また適度な運動もHDLを増やすことにつながります。

そもそも善玉(HDL)であろうと悪玉(LDL)であろうと、本来は必要な栄養素ですが、そのバランスが崩れているのです。
だから、LDLコレステロールや総コレステロールが多少高くなったからといって、すぐに薬を服用するというのは考えもの。特に、コレステロールを低下させるための薬には強い副作用があります。

その意味でも、HDL÷LDLの値を注目していただきたいのです。
この値が2.3以下であればベストです。
s166p6

EPA・DHAを厚生労働省の推奨値である1000mg確実にとれる
EPA+DHA1000mg 詳しくは →




eparenyu-aru.jpg
posted by shinto at 10:38 | 生活習慣病の予防

肌の老化防止にも効果的な「保湿」!

2014年03月03日

皮膚の再生医療の専門医である北條先生は、その著書『保湿とUVケアだけが美肌を作る』の中で次のように述べています。

「シワをのばしてシミを完全に消す」といった化粧品はないのです。歳を重ねれば誰にでも老化は訪れ、その進行を食い止めることには限界があります。とはいえ、何もしなければ肌の老化は加速します。進行を遅らせるためのスキンケアは大切ですが、そのために必要なことは紫外線防止(UVカット)と、たったひとつ「保湿」。

目や口のまわりは、皮膚が薄く、皮脂の分泌量が少なく、一方で筋肉の運動量が多いために小ジワができやすくなります。この小ジワを放っておくと大ジワになり、一度できてしまった大ジワは残念ながら無くなることはありません。
さらに、こうした肌の弾力の低下は真皮層のコラーゲンやエラスチンを衰えさせて、たるみの原因となります。したがって、まず小ジワの手入れが大切なのです。

小ジワ→大ジワ→ためみ.jpg

ところで、小ジワのできる原因は加齢による皮膚機能の低下、紫外線や乾燥など。特に乾燥は、誰でも年齢を重ねるごとにひどくなっていきます。
というのも、30代を過ぎると肌の皮脂量は急激に減少していきます。肌のあぶらである”皮脂”は、皮膚の水分を閉じ込めるフタとなって、乾燥を防いでいます。 

水分・皮脂量の年齢推移.jpg
s162p14


肌老化の防止には「保湿」が欠かせません。肌に浸透しやすく、べたつきが残らずさらっとした使用感なのが「アルガンオイル」です。つけたあとにお化粧もできるところが好評です!
オーガニック原料を使い、オイルの品質をたもつ「低温圧搾法」で、一番搾りのみ使った良質なアルガンオイルです!
そらアルガンオイル 詳しくは→

★ 初めての方は初回半額でお試しになれます。

hangakuotamesi.jpg





posted by shinto at 10:28 | そらスキンケア

コレステロールだけでは心筋梗塞にならない? カルシウム不足こそ本当の原因

2014年03月02日

心筋梗塞というとコレステロールのことがよくいわれます。
コレステロールの多い食べ物を食べ過ぎると、血液中のコレステロールの量が増え、それが血管壁に付着して動脈硬化になります。そして、心筋梗塞につながるという考え方は広くいきわたっています。

確かに遺伝性の高コレステロール血症のような場合には、総コレステロール値が400〜500mg/dlにもなります。アメリカの例ですが、まだコレステロールの危険性がわかっていない時代に、朝食に玉子を一度に4個も食べるというようなことを当たり前のようにやっていて、30代の人達でもコレステロールが異常に高くなって心筋梗塞でバタバタ倒れるということがあったようです。それからコレステロールのことが問題になるようになりました。

ところが日本では、心筋梗塞を起こしている人の多くは、それほどコレステロールは高くないのです。つまり、コレステロールが高いだけで動脈硬化や心筋梗塞になっているわけではありません

それよりも日本人の多くはカルシウム不足であり、骨からカルシウムが溶け出るカルシウム・パラドックスになりやすく、それが動脈硬化の原因になっていると考えられるのです。

コレステロールの多い食品.jpg

確かに動脈硬化は、血管にコレステロールがたまり血液の通り道が狭められている状態ですが、さらに、このコレステロールの塊の中にはカルシウムの結晶が見られます。
カルシウム・パラドックスで血管壁に溜まったカルシウムは血管を収縮させて、もともと弾力性のある血管を硬直させます。動脈硬化とは、その名のとおりカルシウムによって血管が硬くなることです。

カルシウム沈着の血管.jpg

動脈硬化のレントゲン写真(下の写真)を見ると、心臓の冠動脈と腹大動脈に石灰化したカルシウムを確認することができます。
なお、カルシウム・パラドックスとは、カルシウムの摂取不足によって骨からカルシウムが溶かし出され、そのカルシウムが血液中にあふれ出すことをいいます。

心臓にカルシウム.jpg

したがって、動脈硬化の予防には、カルシウムを豊富に摂る必要があるのです





珊瑚の恵 詳しくは →
posted by shinto at 17:47 | 生活習慣病の予防