野菜に含まれる栄養素が昔より減っている
2012年08月23日
国民栄養調査では、もう10年も20年も前から、カルシウム摂取不足が報告されています。
原因として考えなければならないことの一つに、作物に含まれる栄養素が昔と今とではそうとう違うということです。カルシウムも少なくなっています。

2000年のデータですから、今はもっと少なくなっているかもしれませんね。
減っている栄養素はカルシウムだけではありません。ビタミンCや鉄分も少なくなっています。
思うに、栄養の少ないやせた土壌でも、化学肥料などを駆使して見た目りっぱな野菜ができてしまうからではないでしょうか。体ばっかり大きくて、中は空っぽということです。
私達が食事から栄養をとる場合、そこに影響をあたえる要因はいくつかあります。
まずは、材料(素材)の問題。料理に使用する生の野菜に、もともと含まれている栄養はどれくらいか?
そして、次は調理法。なるべく栄養を損失しない調理法がいいです。たとえば、たっぷりの湯で茹でるより、炒めるであるとか。
あとは、食べる量ですね。自然の野菜に含まれている栄養素量は、少ないですから、ある程度量を食べないといけません。
話は少しずれてしまいますが、最近多くなった市販のお惣菜を利用する「中食」。これも材料に冷凍野菜を利用しているケースが多いといいますから、素材的には栄養素はかなり損失しているとみたほうがいいでしょう。
自分で料理する場合でも、冷凍食品を利用したり、半加工品などは、“栄養素”が少ないと考えられます。
現代をとりまく食事情は、栄養的には厳しいです。皆忙しいし、素材を吟味して、手をかけて料理をする余裕もなくなってきています。若い人達も残業残業で自炊どころでなかったり、サラリーマンは付き合いが多く外食ばかりだったり。夫婦で共働きというところも多いでしょう。
栄養が十分にとりにくい環境になっています。食事で十分な栄養をとることも難しいので、もっとサプリメントを活用すべきかと思います。
日本には古くから、食事を大切にする文化がありますので、そのことが逆に「食事」に固執させている面もあるように思います。
「栄養はサプリメントに頼らないで、食事をちゃんとすべきなんだ」と。食事をいい加減にして、安易にサプリメントをおすすめするわけではありません。食事に気をつけたとしても、なかなか栄養がとりにくい環境になっているからこそ、なのです。
原因として考えなければならないことの一つに、作物に含まれる栄養素が昔と今とではそうとう違うということです。カルシウムも少なくなっています。

2000年のデータですから、今はもっと少なくなっているかもしれませんね。
減っている栄養素はカルシウムだけではありません。ビタミンCや鉄分も少なくなっています。
思うに、栄養の少ないやせた土壌でも、化学肥料などを駆使して見た目りっぱな野菜ができてしまうからではないでしょうか。体ばっかり大きくて、中は空っぽということです。
私達が食事から栄養をとる場合、そこに影響をあたえる要因はいくつかあります。
まずは、材料(素材)の問題。料理に使用する生の野菜に、もともと含まれている栄養はどれくらいか?
そして、次は調理法。なるべく栄養を損失しない調理法がいいです。たとえば、たっぷりの湯で茹でるより、炒めるであるとか。
あとは、食べる量ですね。自然の野菜に含まれている栄養素量は、少ないですから、ある程度量を食べないといけません。
話は少しずれてしまいますが、最近多くなった市販のお惣菜を利用する「中食」。これも材料に冷凍野菜を利用しているケースが多いといいますから、素材的には栄養素はかなり損失しているとみたほうがいいでしょう。
自分で料理する場合でも、冷凍食品を利用したり、半加工品などは、“栄養素”が少ないと考えられます。
現代をとりまく食事情は、栄養的には厳しいです。皆忙しいし、素材を吟味して、手をかけて料理をする余裕もなくなってきています。若い人達も残業残業で自炊どころでなかったり、サラリーマンは付き合いが多く外食ばかりだったり。夫婦で共働きというところも多いでしょう。
栄養が十分にとりにくい環境になっています。食事で十分な栄養をとることも難しいので、もっとサプリメントを活用すべきかと思います。
日本には古くから、食事を大切にする文化がありますので、そのことが逆に「食事」に固執させている面もあるように思います。
「栄養はサプリメントに頼らないで、食事をちゃんとすべきなんだ」と。食事をいい加減にして、安易にサプリメントをおすすめするわけではありません。食事に気をつけたとしても、なかなか栄養がとりにくい環境になっているからこそ、なのです。
歯のセミナーがありました。内容盛りだくさん♪
2012年08月22日
先日の日曜日に、そらハウスにて「歯のセミナー」を開催しました。2度目の受講者3名さまもいらして、大いに楽しく盛り上がりました。
遠方からは滋賀県からもお越しになりました。東京へ帰郷のタイミングに合わせられたそうです。歯にはとても困っているそうです。

なぜ、歯が虫歯や歯周病におかされてしまうのか、説明をきいていただいた後、実地でお手入れ法を体験
ある方法で、歯周病菌の存在を確認♪ みなさん驚く!
最後の30分では、体を老けさせないための体操を伝授。わざわざスポーツクラブへ行かなくても、きつい運動をしなくても、筋力を維持し、体型を美しく保ち、さらに40肩50肩を防ぐことは可能です。

受講生代表で、Sさんにスクワットをやってもらいました。
【参加者の方々の感想】
・いろいろなお話が聞けて楽しかったし、勉強になりました。歯も健康も、自分だけでなく子ども達にも大切なことだと思いました。意識することの大切さを感じました。(K.Kさま)
・背中の筋肉や、大腰筋の運動、ぜひやってみたいと思いました。こういうのを教えていただけると、とても心強いです。歯のそうじ法をあみだされたご本人から教わることができうれしく思いました。(S.Mさま)
・今まで知らなかったことがたくさんあり、とても勉強になりました。「サンゴの力」の実験もおもしろかったです。使ってみたくなりました。(M.Eさま)
・歯のセミナー参加は2度目です。何年もたつとマンネリ化していたと思います。初心にかえって丁寧にやろうと思いました。運動のほうも筋肉(とくに腰のほう)をしっかり鍛えなければと。少しずつ続けていきます。とっても参考になりました。(M.Sさま)
・二度目の参加です。内容が充実していて大変良かったです。体幹トレーニングもわかりやすく、少しの時間でもできそうなので早速取り組んでみます。(N.Nさま)
・二度目の参加でしたが、とても有意義でした。一度聞いても忘れてしまうことが多いので。体操は、日頃から気になっている話だったのでとても興味深く体験しました。さらに、進化した話もまた聞けたらいいなと思います。(S.Yさま)
年齢が上がってくるにつれて、自分の歯を失うひとがたいへん多くなります。でも、自分の歯を残しているほど、自立した生活を送れているという統計データがあります。
歯を失うことは、老化をも早めてしまうということを意味しているのです。
歯を一生守りましょう! 歯磨きだけでは十分ではありません →

遠方からは滋賀県からもお越しになりました。東京へ帰郷のタイミングに合わせられたそうです。歯にはとても困っているそうです。

なぜ、歯が虫歯や歯周病におかされてしまうのか、説明をきいていただいた後、実地でお手入れ法を体験
ある方法で、歯周病菌の存在を確認♪ みなさん驚く!
最後の30分では、体を老けさせないための体操を伝授。わざわざスポーツクラブへ行かなくても、きつい運動をしなくても、筋力を維持し、体型を美しく保ち、さらに40肩50肩を防ぐことは可能です。

受講生代表で、Sさんにスクワットをやってもらいました。
【参加者の方々の感想】
・いろいろなお話が聞けて楽しかったし、勉強になりました。歯も健康も、自分だけでなく子ども達にも大切なことだと思いました。意識することの大切さを感じました。(K.Kさま)
・背中の筋肉や、大腰筋の運動、ぜひやってみたいと思いました。こういうのを教えていただけると、とても心強いです。歯のそうじ法をあみだされたご本人から教わることができうれしく思いました。(S.Mさま)
・今まで知らなかったことがたくさんあり、とても勉強になりました。「サンゴの力」の実験もおもしろかったです。使ってみたくなりました。(M.Eさま)
・歯のセミナー参加は2度目です。何年もたつとマンネリ化していたと思います。初心にかえって丁寧にやろうと思いました。運動のほうも筋肉(とくに腰のほう)をしっかり鍛えなければと。少しずつ続けていきます。とっても参考になりました。(M.Sさま)
・二度目の参加です。内容が充実していて大変良かったです。体幹トレーニングもわかりやすく、少しの時間でもできそうなので早速取り組んでみます。(N.Nさま)
・二度目の参加でしたが、とても有意義でした。一度聞いても忘れてしまうことが多いので。体操は、日頃から気になっている話だったのでとても興味深く体験しました。さらに、進化した話もまた聞けたらいいなと思います。(S.Yさま)
年齢が上がってくるにつれて、自分の歯を失うひとがたいへん多くなります。でも、自分の歯を残しているほど、自立した生活を送れているという統計データがあります。
歯を失うことは、老化をも早めてしまうということを意味しているのです。
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:歯周病
畑もカルシウム不足、肥料でカルシウムを(畑のカルシウム)
ヨーロッパの土壌は石灰岩などが豊富なのでカルシウム分が多い。それで作物にも十分カルシウムが含まれているし、そこをろ過してとれる地下水もカルシウムが多い。外国銘柄の市販ミネラルウォーターは、そんな地域で採取されています。
ところが、日本は島国です。島全体が火山灰土壌でおおわれており、土壌は酸性。酸性だと植物もよく育たないので、畑には石灰(アルカリ性にする)を蒔いたりします。
野菜も土壌にカルシウムが含まれていないと病気になりやすくなるんですね。調べていたら、JA(農協)で「畑のカルシウム」という肥料がありました。
野菜もカルシウムが必要なんですね。こうして、もともと土壌中にあったカルシウムと、肥料で添加されたカルシウムなどを野菜が吸い上げ、それを私達人間がいただいている、という食物連鎖になっています。
「畑のカルシウム」メーカHPより
● 分析例 ●
カルシウム 水溶性カルシウム 硫黄 水分 PH
28.5 26.3 17.0 0.6 5.1
※水溶性カルシウムは、畑のカルシウム1gを水500mlに溶解して分析した。
● 特 長 ●
・散布後、粒が速やかに崩壊するため、さらに水に溶けやすくなりました。 土壌への浸透性が高く、下層土の改良に役立つとともに作物に効率的に吸収されます。
・弱酸性なので、土壌PHを変化させることなくカルシウムを補給します。
・作物のカルシウム欠乏を防ぐとともに、硫黄も同時に補給しますので、作物の生理作用を活性化し、品質の向上と各種生理障害の予防に有効です。
・粒状(1〜4mm)になっていますので、散布しやすくなっています。
● 効 果 ●
<野菜>各種野菜に発生するカルシウム欠乏対策として大変有効です。作物を健全に生育させるので、耐病性を増し、鮮度、貯蔵性の向上が期待できます。
<果樹>カルシウム欠乏に由来する各種障害の克服と果実の着色を促進させ熟期を揃えるとともに、糖度を高め品質向上が期待できます。
<花き>カルシウム欠乏からくる生理障害を回避し、茎葉を丈夫にし、花もちをよくします。
<豆類>根粒菌の増殖を促進し、子実の充実、多収穫が期待できます。
作物にはアルカリ土壌を好むものと、酸性土壌を好むものがあると聞いています。このリン酸石膏という肥料の特徴は弱酸性とありました。
石灰ではアルカリ性になりますから、こちらのほうが扱いやすいのでしょうか。でも、人間にとってカルシウムをとる目的のひとつには、体内をアルカリ性にすることがあります。
野菜に含まれるカルシウム分が、この肥料によるものだとしたら、このカルシウムは人体にちゃんと役にたつのでしょうか?

たとえば、小松菜は野菜のなかでもカルシウムが豊富なことで知られています。一束300gとして、カルシウムが870mg含まれているといいます。かりに料理で1人分50gを食べたとすると、カルシウムは145mgとれる計算になります。
食品の中では、まあまあ多いほうではありますが、1日のカルシウム摂取量目標は1000mgですから、このことがどんなに大変かわかります。カルシウムはサプリメントでとるのが確実です。
珊瑚の恵 詳しくは →
★ 初めての方は、初回半額でお試しになれます。
ところが、日本は島国です。島全体が火山灰土壌でおおわれており、土壌は酸性。酸性だと植物もよく育たないので、畑には石灰(アルカリ性にする)を蒔いたりします。
野菜も土壌にカルシウムが含まれていないと病気になりやすくなるんですね。調べていたら、JA(農協)で「畑のカルシウム」という肥料がありました。
野菜もカルシウムが必要なんですね。こうして、もともと土壌中にあったカルシウムと、肥料で添加されたカルシウムなどを野菜が吸い上げ、それを私達人間がいただいている、という食物連鎖になっています。
「畑のカルシウム」メーカHPより
● 分析例 ●
カルシウム 水溶性カルシウム 硫黄 水分 PH
28.5 26.3 17.0 0.6 5.1
※水溶性カルシウムは、畑のカルシウム1gを水500mlに溶解して分析した。
● 特 長 ●
・散布後、粒が速やかに崩壊するため、さらに水に溶けやすくなりました。 土壌への浸透性が高く、下層土の改良に役立つとともに作物に効率的に吸収されます。
・弱酸性なので、土壌PHを変化させることなくカルシウムを補給します。
・作物のカルシウム欠乏を防ぐとともに、硫黄も同時に補給しますので、作物の生理作用を活性化し、品質の向上と各種生理障害の予防に有効です。
・粒状(1〜4mm)になっていますので、散布しやすくなっています。
● 効 果 ●
<野菜>各種野菜に発生するカルシウム欠乏対策として大変有効です。作物を健全に生育させるので、耐病性を増し、鮮度、貯蔵性の向上が期待できます。
<果樹>カルシウム欠乏に由来する各種障害の克服と果実の着色を促進させ熟期を揃えるとともに、糖度を高め品質向上が期待できます。
<花き>カルシウム欠乏からくる生理障害を回避し、茎葉を丈夫にし、花もちをよくします。
<豆類>根粒菌の増殖を促進し、子実の充実、多収穫が期待できます。
作物にはアルカリ土壌を好むものと、酸性土壌を好むものがあると聞いています。このリン酸石膏という肥料の特徴は弱酸性とありました。
石灰ではアルカリ性になりますから、こちらのほうが扱いやすいのでしょうか。でも、人間にとってカルシウムをとる目的のひとつには、体内をアルカリ性にすることがあります。
野菜に含まれるカルシウム分が、この肥料によるものだとしたら、このカルシウムは人体にちゃんと役にたつのでしょうか?

たとえば、小松菜は野菜のなかでもカルシウムが豊富なことで知られています。一束300gとして、カルシウムが870mg含まれているといいます。かりに料理で1人分50gを食べたとすると、カルシウムは145mgとれる計算になります。
食品の中では、まあまあ多いほうではありますが、1日のカルシウム摂取量目標は1000mgですから、このことがどんなに大変かわかります。カルシウムはサプリメントでとるのが確実です。
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カルシウムは広い意味で鉱物です
2012年08月21日
カルシウムは毎日体内で消費され、毎日摂取しなければならない栄養素です。でも、案外その重要性は知られていません。
カルシウムを摂っていないと、骨が丈夫に育たない。高齢になって骨粗しょう症になる心配がある。その程度にしか考えていないかたがほとんどだと思います。
栄養をとるために食事をするのですが…
栄養には炭水化物もあれば、たんぱく質もあります。ビタミンもいろんな種類がありますね。さて、カルシウムは??
カルシウムは鉱物なんです。マグネシウム、鉄、ナトリウム、リン、亜鉛などみな鉱物です。鉱物も微量ですが体には必要なんですよね。鉱物とは呼ばないで「ミネラル」と呼んでいます。これなら聞いたことがあることと思います。(ミネラル=鉱物で、以前は無機質なんて呼ばれていました)。
体にとって必要不可欠な栄養を「5大栄養素」といいます。炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂肪です。このミネラルのなかにカルシウムは含まれます。そして、からだに必要なミネラルはほかにもマグネシウム、カリウム、リン、亜鉛、鉄・・・と何十種類もあるのですが、量的にだんとつで必要なのがカルシウムなのです。
例えば、鉄の1日必要量は7.5mgで摂取上限量は55mgです。これと比較して、カルシウムの1日必要量は700mg(単純に鉄の100倍)、摂取上限量は2300mgで、まるで単位が違うことがわかると思います。現代の食事では、この鉄すら不足しがちです。一日に1gちかく必要なカルシウムを毎日確実にとることがいかに難しいかがわかります。
カルシウムは、他の物質と結合した状態でふつうは存在します。それを体内に取り込んで、溶けてカルシウムがカルシウムイオンにならないと吸収しません。溶けるとは、結合が離れることをいいます。カルシウムにもいろんな種類がありますが、吸収率の違いとは、この「結合の離れやすさ」のことをいっています。
安くて手軽なカルシウムとして知られるのが、動物の骨からとったカルシウム(牛骨粉など)ですが、これはリン酸カルシウムという種類です。リンとカルシウムはとりわけ結合が固くはなれにくいです。ですから、リン酸カルシウムをとったとしても、カルシウムがからだに吸収しないまま、そのままリン酸カルシウムとして素通りしてしまうと指摘されています。
また、鉱物の石灰岩や大理石にもカルシウムが多く含まれていますが、とうぜん水には溶けませんし、これらを食べようとするひともいないでしょう。
カルシウムがその物質に含まれている、ということと、それが私達のカルシウム補給源として役立つかということは、また別の次元のはなしです。
からだにやさしく 吸収性もいい 天然性の化石サンゴカルシウム「珊瑚の恵」 →
※原料は安心の国産(沖縄産)
初めての方には、珊瑚の恵60本入り半額お試し がございます。

カルシウムを摂っていないと、骨が丈夫に育たない。高齢になって骨粗しょう症になる心配がある。その程度にしか考えていないかたがほとんどだと思います。
栄養をとるために食事をするのですが…
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カルシウムは鉱物なんです。マグネシウム、鉄、ナトリウム、リン、亜鉛などみな鉱物です。鉱物も微量ですが体には必要なんですよね。鉱物とは呼ばないで「ミネラル」と呼んでいます。これなら聞いたことがあることと思います。(ミネラル=鉱物で、以前は無機質なんて呼ばれていました)。
体にとって必要不可欠な栄養を「5大栄養素」といいます。炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂肪です。このミネラルのなかにカルシウムは含まれます。そして、からだに必要なミネラルはほかにもマグネシウム、カリウム、リン、亜鉛、鉄・・・と何十種類もあるのですが、量的にだんとつで必要なのがカルシウムなのです。
例えば、鉄の1日必要量は7.5mgで摂取上限量は55mgです。これと比較して、カルシウムの1日必要量は700mg(単純に鉄の100倍)、摂取上限量は2300mgで、まるで単位が違うことがわかると思います。現代の食事では、この鉄すら不足しがちです。一日に1gちかく必要なカルシウムを毎日確実にとることがいかに難しいかがわかります。
カルシウムは、他の物質と結合した状態でふつうは存在します。それを体内に取り込んで、溶けてカルシウムがカルシウムイオンにならないと吸収しません。溶けるとは、結合が離れることをいいます。カルシウムにもいろんな種類がありますが、吸収率の違いとは、この「結合の離れやすさ」のことをいっています。
安くて手軽なカルシウムとして知られるのが、動物の骨からとったカルシウム(牛骨粉など)ですが、これはリン酸カルシウムという種類です。リンとカルシウムはとりわけ結合が固くはなれにくいです。ですから、リン酸カルシウムをとったとしても、カルシウムがからだに吸収しないまま、そのままリン酸カルシウムとして素通りしてしまうと指摘されています。
また、鉱物の石灰岩や大理石にもカルシウムが多く含まれていますが、とうぜん水には溶けませんし、これらを食べようとするひともいないでしょう。
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カルシウムの種類によって吸収率がかわってくる
2012年08月17日
カルシウムは大切なのは誰もが知っています。とらなきゃいけないこともわかっています。でも、もう何十年も前から、日本人はカルシウム不足ですよと言われながらも、いぜんとして改善できていないのはなぜでしょう?
牛乳を飲んでいればいいのか、小魚のふりかけをご飯にかけ、ごまをふりかけ食べていれば、それで足りるのか? カルシウムに関する情報は溢れているけれど、消費者がはたして実行してるのか、してないのか? また、その情報はほんとに正しいのか?
ほかの栄養素にしてもなんにしてもそうなのですが、栄養に関しては“数字”におきかえてみないと正しいことがつかめません。○○という食材にカルシウムが多く含まれていますから、毎日○○を食べましょう、と言われても、どれだけ食べたらカルシウムが何mgとれるのか?毎日どのくらいの量食べたら必要なカルシウム量はたりるのか?です。
これだけ、デジタル情報が発達しているのに、実際にその情報を使う段になって、使えてないというのが現状です。食事、栄養の分野ではとくにそう感じます。なにがしという栄養素が含まれている、というだけですぐに「じゃあ、体にいいのね」となる。変ですよね。あいまいで。
カルシウムを含む食材は?といった場合にもそうです。野菜でもカルシウムを含むものはありますし、魚の骨なんかはいかにもカルシウムを連想しやすい。牛乳も宣伝が効いている。
何gにどれだけカルシウムがはいっているのか? そしてさらに大事なことは、食べたあと消化されて腸にはいってからの「吸収率」なんです。
たくさん含まれていても、吸収率が低かったら、はなしがかわってきますね。
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牛乳神話完全崩壊 外山利通 著より
牛乳推進派は、牛乳を「完全栄養」とまでいい、カルシウムをとるのにもっとも適した食品は牛乳だといっています。
このグラフをみるかぎり、著者のいうように、どの種類のカルシウムも吸収率に関して言えば、大きな差異はみられず、僅差ですね。
ここにはありませんが、化石サンゴカルシウムは炭酸カルシウムで、比較的吸収率が高く、40数%あるといわれています。
化石サンゴカルシウムは吸収がよく、しかも体内に蓄積する心配がありません。カルシウムだけでなく、マグネシウム、亜鉛など体に必要な微量ミネラルもふくまれているのが良いところです。
カルシウム以外にも微量ミネラルがバランス良く含まれているのが、化石サンゴの特徴。食品でカルシウムを摂取するのと同じような経路で、自然にカルシウムが補給できます。
他のカルシウム素材と比べて吸収性が高いのも利点です。体内に蓄積することもなく、長期的に摂ることができます。
天然性で吸収がいいサンゴカルシウム 「珊瑚の恵」→
★ 初めての方は初回半額でお試しになれます。
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ほかの栄養素にしてもなんにしてもそうなのですが、栄養に関しては“数字”におきかえてみないと正しいことがつかめません。○○という食材にカルシウムが多く含まれていますから、毎日○○を食べましょう、と言われても、どれだけ食べたらカルシウムが何mgとれるのか?毎日どのくらいの量食べたら必要なカルシウム量はたりるのか?です。
これだけ、デジタル情報が発達しているのに、実際にその情報を使う段になって、使えてないというのが現状です。食事、栄養の分野ではとくにそう感じます。なにがしという栄養素が含まれている、というだけですぐに「じゃあ、体にいいのね」となる。変ですよね。あいまいで。
カルシウムを含む食材は?といった場合にもそうです。野菜でもカルシウムを含むものはありますし、魚の骨なんかはいかにもカルシウムを連想しやすい。牛乳も宣伝が効いている。
何gにどれだけカルシウムがはいっているのか? そしてさらに大事なことは、食べたあと消化されて腸にはいってからの「吸収率」なんです。
たくさん含まれていても、吸収率が低かったら、はなしがかわってきますね。
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牛乳神話完全崩壊 外山利通 著より
牛乳推進派は、牛乳を「完全栄養」とまでいい、カルシウムをとるのにもっとも適した食品は牛乳だといっています。
このグラフをみるかぎり、著者のいうように、どの種類のカルシウムも吸収率に関して言えば、大きな差異はみられず、僅差ですね。
ここにはありませんが、化石サンゴカルシウムは炭酸カルシウムで、比較的吸収率が高く、40数%あるといわれています。
化石サンゴカルシウムは吸収がよく、しかも体内に蓄積する心配がありません。カルシウムだけでなく、マグネシウム、亜鉛など体に必要な微量ミネラルもふくまれているのが良いところです。
カルシウム以外にも微量ミネラルがバランス良く含まれているのが、化石サンゴの特徴。食品でカルシウムを摂取するのと同じような経路で、自然にカルシウムが補給できます。
他のカルシウム素材と比べて吸収性が高いのも利点です。体内に蓄積することもなく、長期的に摂ることができます。
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人乳と牛乳の違い
2012年08月10日
牛乳と人乳の成分組成の違い
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人乳は牛乳に比べ、糖質(乳糖)が1.5倍と多いのに対して、たんぱく質やミネラルが約1/3と少ないことが分かります。
たんぱく質やミネラルが少ないのは、人は牛より成長速度が遅いからです。これは、カルシウムとリンが成長速度に大きく関係している証拠といえるでしょう。
一方、人乳に含まれる糖質(乳糖)の量は、哺乳動物の中で最も高い値を示しています。
人は体の成長速度に対し、脳の発達速度がとても早いのです。脳や神経の発育には糖質が分解されてできるガラクトースが欠かせないといわれ、人乳には糖質(乳糖)がたくさん含まれているのも、生命の神秘といえるでしょう。
他の成分についても、量的な違いだけでなく質的な違いもあります。例えば、たんぱく質の場合、牛乳はカゼインが約80%と多く含まれ、残り20%がホエー(乳清)たんぱく質です。人乳の場合はアルブミンなどのホエーたんぱく質を約50%含んでいます。
人間の赤ちやんに牛乳は1年後から
牛乳は、子牛のためのものですから、人間の赤ちゃんが飲むのには適していません。人間の赤ちゃんは、体の消化吸収能力が育っていないので、3ヶ月位から果汁などを与えはじめ、体重が7kgを超える頃から離乳食が始まります。生まれて1年以降に他の食品とともに、少しづつ牛乳を慣らして飲ませる事が必要なのです。
母乳の出が少ない場合は、牛乳を原料とした育児用コナミルクが販売されています。このコナミルクは調製粉乳と呼ばれ、母乳に限りなく近づけるため、栄養成分や質に改良が加えられているのです。
また、離乳期から飲む、フォローアップミルクも販売されているので、離乳食と併用し、その後、市販の牛乳を飲ませるとスムーズに大人と同じ食品に移行できます。
社団法人 日本酪農乳業協会「牛乳百科事典」より
母乳で赤ちゃんを育てている「お母さん」の体にも良質なカルシウムが必要です。母体のカルシウムを守るためにも、赤ちゃんへ母乳を通じてよいカルシウムを届けるためにも、です。
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人乳は牛乳に比べ、糖質(乳糖)が1.5倍と多いのに対して、たんぱく質やミネラルが約1/3と少ないことが分かります。
たんぱく質やミネラルが少ないのは、人は牛より成長速度が遅いからです。これは、カルシウムとリンが成長速度に大きく関係している証拠といえるでしょう。
一方、人乳に含まれる糖質(乳糖)の量は、哺乳動物の中で最も高い値を示しています。
人は体の成長速度に対し、脳の発達速度がとても早いのです。脳や神経の発育には糖質が分解されてできるガラクトースが欠かせないといわれ、人乳には糖質(乳糖)がたくさん含まれているのも、生命の神秘といえるでしょう。
他の成分についても、量的な違いだけでなく質的な違いもあります。例えば、たんぱく質の場合、牛乳はカゼインが約80%と多く含まれ、残り20%がホエー(乳清)たんぱく質です。人乳の場合はアルブミンなどのホエーたんぱく質を約50%含んでいます。
人間の赤ちやんに牛乳は1年後から
牛乳は、子牛のためのものですから、人間の赤ちゃんが飲むのには適していません。人間の赤ちゃんは、体の消化吸収能力が育っていないので、3ヶ月位から果汁などを与えはじめ、体重が7kgを超える頃から離乳食が始まります。生まれて1年以降に他の食品とともに、少しづつ牛乳を慣らして飲ませる事が必要なのです。
母乳の出が少ない場合は、牛乳を原料とした育児用コナミルクが販売されています。このコナミルクは調製粉乳と呼ばれ、母乳に限りなく近づけるため、栄養成分や質に改良が加えられているのです。
また、離乳期から飲む、フォローアップミルクも販売されているので、離乳食と併用し、その後、市販の牛乳を飲ませるとスムーズに大人と同じ食品に移行できます。
社団法人 日本酪農乳業協会「牛乳百科事典」より
母乳で赤ちゃんを育てている「お母さん」の体にも良質なカルシウムが必要です。母体のカルシウムを守るためにも、赤ちゃんへ母乳を通じてよいカルシウムを届けるためにも、です。
炭酸飲料は本当に骨や歯を溶かすのか?
2012年08月03日
炭酸飲料は骨を溶かすというが本当はどうなのか?
(炭酸飲料 ウィキペディア引用)
骨への影響
炭酸水に骨を浸すとカルシウムが溶解するため、炭酸飲料が骨を溶かすと言われる(よくコカコーラに抜けた歯を入れておいたら溶けたという話が例にだされる)。

けれども、人間の体内では、唾液を含めて“炭酸脱水酵素”が存在しているため、炭酸飲料を口にした瞬間、炭酸は速やかに気体(二酸化炭素)と水に分解される。だから体内では(遊離型の)炭酸の存在量は極めて少ない。つまり、炭酸飲料を飲んだからといって骨が溶けるとはいえない。実験のようなことが、人間の生体内で起こることはほとんどないと考えられる。
ただし、炭酸飲料でも砂糖がはいっている場合はその害を考慮しなければならない。砂糖は「骨泥棒」とされる。砂糖の摂りすぎはカルシウムの排泄量を増やすためだ。カルシウム不足によっておきる病気の代表格、尿路結石の患者には、砂糖の摂取を控えるとの指導がある。
コーラを定期的に摂取する人は、そうでない人より骨密度が低い、という研究データや、少女の骨折率は炭酸飲料を飲む場合3倍、コーラでは5倍であったという報告もある。

WHO/FAOによる2003年のレポートでは、炭酸の消費量が多い場合、歯が侵食されることを報告している。ほかに砂糖はう蝕(虫歯)のリスクを高める。主要成分の1つであるヒドロキシアパタイトとその成分のカルシウムを溶出されるからである。
炭酸飲料は酸味料としてリン酸を用いる場合が多く、リン酸の健康上の影響については様々な研究がある。例としてコカ・コーラのリン含有量は100g中16mgである。
コーラを飲む習慣がある人の骨密度が低いことはよく問題として取り上げられ、ノンカフェインのコーラでも同じような傾向が見られた。このことから、コーラに含まれるリン酸がカルシウムの吸収を阻害し、骨からカルシウムを流出させる原因ではないかと考えられている。
炭酸飲料 ウィキペディアより
(炭酸飲料 ウィキペディア引用)
骨への影響
炭酸水に骨を浸すとカルシウムが溶解するため、炭酸飲料が骨を溶かすと言われる(よくコカコーラに抜けた歯を入れておいたら溶けたという話が例にだされる)。

けれども、人間の体内では、唾液を含めて“炭酸脱水酵素”が存在しているため、炭酸飲料を口にした瞬間、炭酸は速やかに気体(二酸化炭素)と水に分解される。だから体内では(遊離型の)炭酸の存在量は極めて少ない。つまり、炭酸飲料を飲んだからといって骨が溶けるとはいえない。実験のようなことが、人間の生体内で起こることはほとんどないと考えられる。
ただし、炭酸飲料でも砂糖がはいっている場合はその害を考慮しなければならない。砂糖は「骨泥棒」とされる。砂糖の摂りすぎはカルシウムの排泄量を増やすためだ。カルシウム不足によっておきる病気の代表格、尿路結石の患者には、砂糖の摂取を控えるとの指導がある。
コーラを定期的に摂取する人は、そうでない人より骨密度が低い、という研究データや、少女の骨折率は炭酸飲料を飲む場合3倍、コーラでは5倍であったという報告もある。

WHO/FAOによる2003年のレポートでは、炭酸の消費量が多い場合、歯が侵食されることを報告している。ほかに砂糖はう蝕(虫歯)のリスクを高める。主要成分の1つであるヒドロキシアパタイトとその成分のカルシウムを溶出されるからである。
炭酸飲料は酸味料としてリン酸を用いる場合が多く、リン酸の健康上の影響については様々な研究がある。例としてコカ・コーラのリン含有量は100g中16mgである。
コーラを飲む習慣がある人の骨密度が低いことはよく問題として取り上げられ、ノンカフェインのコーラでも同じような傾向が見られた。このことから、コーラに含まれるリン酸がカルシウムの吸収を阻害し、骨からカルシウムを流出させる原因ではないかと考えられている。
炭酸飲料 ウィキペディアより