秋冬の乾燥肌、潤いをとりもどすには地道な努力

2011年11月02日

乾燥肌(ドライスキン)の対策法とは、そのメカニズムは!


不規則な生活や、暖房の部屋にずっといたりすると、皮膚が乾燥してカサカサになったり、皮がむけたり、かゆみが出てきたりします。これがいわゆる「乾燥肌(ドライスキン)」です。以前は秋から冬にかけての湿度が低い時期に、一時的に乾燥するケースが多いとされていましたが、最近は、冷暖房の普及によって乾燥した部屋にいる時間が長くなっているため、一年中、乾燥肌に悩む人が増えています。

乾燥肌は、ホルモンバランスの乱れなどとの関係も指摘されています。また、加齢も乾燥肌の原因になっています。

皮膚は、表面から内側に向かって表皮と真皮の二層になっていて、その下に皮下組織があります。表皮の一番外側にある角質層は、体内の水分を蒸発しないようにするバリアの役目をしているだけでなく、水分をたっぷりと含んでいるセラミドやNMF(天然保湿因子)によって、角質層自体が水分を保持するスポンジのような役目を担っています。また皮膚の表面は薄い皮脂膜でおおわれていて、これも乾燥から皮膚を守っています。

肌の組織図.jpg

ところが空気が乾燥していたり、皮膚をこするなどの刺激をあたえてしまうと、角質層が傷ついて皮膚のバリア機能が失われるため、水分が皮膚からどんどん蒸発してしまい、乾燥肌になるのです。こうした原因のほかに、加齢によって皮膚が変化してセラミドやNMFが減ってくることでも、皮膚が乾燥します。

皮膚が乾燥するとかゆくなりますが、これは、乾燥した部分が過敏になって外からの刺激をかゆみとして感じやすくなっているためです。しかし、かゆいからと言って掻いてしまうと皮膚のバリアがさらに壊れるため、かゆみがさらにひどくなるという、悪循環におちいってしまいます。

乾燥肌の原因
・エアコンの長時間使用
・長時間の入浴と、石けんや洗剤の多量使用
・皮膚のこすりすぎ
・鉄分不足


乾燥肌は病気ではありませんが、お化粧ののりが悪くなる、年齢より老けて見えるなど、女性にとってはとくに気になる悩みです(ただし、重度の乾燥とかゆみは「皮脂欠乏性湿疹」という病気として扱われることがあります)。それから、乾燥肌が続くと敏感肌を合併してかゆみが出たり、シミができやすくなったりと、さらなる悩みが生じる原因にもなります。
こうした乾燥肌に対しては、日々のスキンケアとともに、ライフスタイルの改善が大事になります。


乾燥肌を改善するために気をつけること
・体を洗うときにナイロンタオルを使わない
・石けんは低刺激のものを使う。毎日体を石けんで洗う必要はない
・熱めのお風呂には入らない
・風呂上がりには保湿剤を体に塗る
・ウールや化学繊維など、皮膚に刺激のある被服を直接身につけない
・睡眠をしっかりとる
・緑黄色野菜を中心に野菜をたくさんとる
・鉄分をしっかりとる
・禁煙
・日焼け止めや、帽子、日傘などで紫外線対策をする
・加湿器を利用し、部屋を乾燥させないように
(ホットカーペットや電気毛布はNG)


以上、「Kampo view」よりお借りしました。

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「乾燥を防ぐには、保水力のある肌をつくることが大切」

よしき皮膚科クリニック銀座 吉木伸子院長 


いくら外から水分を与えても、肌に水分をとどめる力(保水力)が無ければ意味が無い。
皮膚の最上部にある厚さ0.02mmの角質層には、水分の蒸発を防ぎ、外部の刺激から肌を守るはたらき(バリア機能)がある。角質層の中では、角質細胞がレンガのように積み重なり、セラミドなどの保湿成分が潤いを保っている。

けれども、秋になって気温の低下や、不規則な生活や加齢によって肌の新陳代謝が落ちるなどして保湿成分が不足すると、角質細胞の間にすきまができてくる。肌がかさつき、細胞の一部がはがれていく。これが粉ふき肌の正体だ。そのすきまから刺激がはいって、かゆみが出たり、ひりひりしたりする。

保湿成分が十分ある肌は、低い湿度でも乾燥はしない。洗顔後、保湿成分を補うお手入れや、規則正しい生活といった地道な努力が大事。

洗顔と保湿が、肌を若々しく美しく保つポイントです!
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posted by shinto at 15:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 快適な生活