沖縄の長寿は過去のものに(26ショックとは?)

2011年08月25日

長生き島の不摂生!
 

それまで電車が無かった沖縄本島にモノレールが開通したのは2004年8月。交通渋滞の解消や観光振興に期待されたが、実は県民の健康面でも注目されていた。暑いうえに電車が無く、タクシーの初乗り料金が450円と安い。近くのスーパーに行くのにもつい車に乗ってしまうというのが沖縄県民の生活だった。モノレールを使って少しでも歩いてほしいということらしい。
 

強い衝撃が2003年12月、沖縄を襲った。厚生労働省が発表した都道府県別平均寿命で、男性が26位に急落した。『26ショック』と呼ばれる。女性は全国トップを守ったが。
 
 
沖縄は長い間、長寿県として名をはせてきた。人口10万人あたりの100歳以上の数が、13年連続全国1位。
県は1995年に「世界長寿地域宣言」を発表。長寿は、青い空や海とともに沖縄のアピールだった。それだけにまさかこんなに下がるとは。急落の原因は何か。

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さらに詳しく見てみると、男性でも65歳以上の平均余命は全国1位の座を守っている。だが問題はそれよりも若い人たちだ。30〜64歳の男性の死因別死亡率をみると、脳血管疾患、肝疾患、糖尿病などで全国ワースト10に入っている世代が目立つ。肥満の人の割合も全国平均より高い。
 
これまでは長寿者が平均寿命を引き上げていたが、ここへきて若い世代の不摂生ぶりが顕在化してきている。
 
沖縄のこの平均寿命の急落原因は次のように考えられている。
●クルマ社会による運動不足
●食生活の乱れ(占領下に受けた米国式食事の影響や沖縄の伝統食離れ)
●アルコールの摂取量が多い

鈴木教授は「このままでは女性の平均寿命トップも危ない」と警告。さらに琉球大の尚弘子名誉教授は「26ショックは沖縄だけの問題とは思えない」と心配する。運動不足や食習慣の乱れは日本全体でいわれる問題である。
 
日本はいつまで長寿国でいられるのか。沖縄クライシスは、これからの日本全体の将来を映し出しているのではないか。

スパム缶.jpg

ゴーヤチャンプルーなどには必ず入っている“スパム缶”。なんと、一缶で1080kcalもある。
米軍が駐留していた影響で、ハンバーガーや、こうした缶詰などが、人々の食生活に本土よりも早く入り込んできた。


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posted by shinto at 17:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンチエイジング