避難所の食事、カロリーも栄養も不足

2011年05月06日

大規模避難所での配給食が問題!
栄養素も不足しているうえに、エネルギー(カロリー)も足りない


宮城県が県内332ヶ所の避難所の食事を調査したところ、1日の合計カロリーは1546kcalだった。国は避難所でのカロリー摂取目標を2000kcalと定めており、全体の9割の避難所でこれを下回った。とくに、大規模な避難所ほど栄養不足が目立っているという。

たとえば、栄養素別ではタンパク質が1日摂取目標55gのところ44.9gしか摂れていない。ビタミンCは目標100mgのところ32gとかなり不足。ビタミンCは全部の避難所で摂取不足であった。(野菜、果物が配給されていない表れでしょうね)

100人未満を収容する避難所では、8割が1日3食なのに対し、500人以上の大規模避難所の半数が1日2食となっていた。

1日の合計カロリーを比較してみても、平均は1546kcalであるのに、“大規模避難所”の平均は1340kcalと少なかった。(朝日新聞4/26より抜粋)

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避難所の食事の実態は、想像以上に悪いですね。被災直後は、とりあえず空腹を満たすものを、ということで仕方ないけれど、長期にわたると栄養バランスは直接被災者の健康に影響を与えてきます。

単純に必要カロリーだけでいっても、20代男性なら2550kcal、50代男性でも2250kcalが年代別の所要量とされています。避難所の食事に摂取カロリー目標があるというのは驚きましたが、それにしても若い人からお年寄りまで、さまざまな年代のひとがいるのに、一律同じカロリーというのは無理があるのでは? そもそも2000kcalに設定したって目標値にまるで達していないわけだけれども、復旧作業など力仕事をしなければならない男性達にとっては、ざっと計算しても1000カロリーくらい足りてないのではないか! ほかに何か自分で購入して食べなければ、とてもじゃないけれど足りないだろう。

なにもかにもバタバタの状況なのは分かりますが、栄養面で専門家が加わって献立などを考えないと、避難所生活が長引けば長引くほど、体調を崩すひとが増えるのではないかと心配されます。

感染症の専門家である高山医師も、ブログで問題提起をしています。同感ですね。

高山義浩(たかやま・よしひろ)
1970年 福岡県生まれ。感染症医として日本の農村医療からアジアの国際保健まで幅広く活動。昨年の新型インフルエンザ発生時には、厚生労働省において医療提供体制の構築を担当した。沖縄県立中部病院感染症内科勤務。

(以下、高山氏ブログから)
被災地では誰かを批判することを慎む風潮があります。我慢しなければならない。感謝しなければならない。それが美談として国際的にも報道されているようですが、我慢している被災者の姿は「国内的には醜聞」です。なぜ、私たちは我慢させているのでしょう? 発災後1ヶ月たってなお、被災者を体育館におしこめ、おにぎりとパンを配ってよしとしている状況を私たちは恥じなければなりません。

避難所の食事.jpg


ある避難所の食事のメニュー。炭水化物が中心で、たんぱく質や野菜が極端に不足している。すでに発災後1ヶ月が経過していることから、この栄養不足は活動的な復興への障害となっているばかりか、直接的であれ間接的であれ、健康障害の最大の原因となる可能性が高い。こうなってしまった最大の要因は、被災した自治体に災害対応をやらせていることだと私は感じました

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